★北朝鮮の核秘密施設の存在を懸念 濃縮活動で米高官
【ワシントン共同】米国務省高官は8日、ウラン濃縮施設を米国の核専門家に公開した北朝鮮が、
実験レベルの濃縮施設などほかにも関連施設をひそかに保有している可能性があり、
米政府として懸念を抱いていることを明らかにした。共同通信とのインタビューで語った。
また「北朝鮮がシリアに重水炉を輸出していた」と言明、
金正日総書記体制が新たにウラン濃縮技術を第三国に拡散させることへの警戒感を表明した。
一連の発言は、ウラン濃縮という第2の核開発ルートを確保した北朝鮮への危機感が
オバマ政権内で高まっていることを示唆している。
高官はウラン濃縮施設の公開に踏み切った動機について「既成事実」
をつくり上げることで外交交渉を有利に進める狙いがあると分析した。
ソース 共同通信 2010/12/09 10:05
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010120901000198.html