アメリカの企業アナリストに、最近の、日本企業および日本製品の動向について質問しました。
Q: アメリカ国内での、日本製品の売れ行き、人気はどうか?
A: 私は知っての通り、前から日本製品のファンだ。先日、家電販売店で
ソニーかパナソニックの製品を見たいと言ったら、店員がサムスン製品をすすめてきた。
Q: サムスン製品がそんなに良いのか?
A: 多くのアメリカ人は、店員に勧められるままサムスン製品を購入している。
実際に、多くの店でサムスン製品が品切れになっている。理由はキックバックだ。
Q: キックバックとは?
A: サムスン社から家電販売店に対して、相当高額のキックバックが支払われている。
販売店にしてみれば儲けが大きいサムスン製品を推奨するのは当然だろう。
Q: しかし、あなたのように日本製の良さを知っているアメリカ人も多いのでは?
A: そのとおり。私は日本人の技術者が非常に優秀であることを知っている。高品質の日本製品が好きだ。
Q: ならば、日本製品の買う人も多いのでは?
A: サムスンなど多くの韓国企業は、優秀な日本人技術者を根こそぎヘッドハンティングして引き抜いている。
サムスンやLGなど、ブランドはたしかに韓国製でも、優秀な日本人技術者がつくったモノを安い値段で買えるのなら、
私でもそっちを選ぶよ。たしかにサムスン製テレビの画像を見ても非常に綺麗で、決してソニー製に劣っていない。
Q: いま、日本製品はアメリカ家電販売店ではどうなっているか?
A: サムスン製品が品切れなのに、ソニーやパナソニック製品はお店の隅のほうに追いやられていた。
それと、最近気がついたのは、日本の電化製品のテレビCMがぱったり消えた。(執筆者:為替王)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1116&f=business_1116_022.shtml