ちなみに、このベトナムの開発には韓国も秋波を送ってる。
>>82リンク参照
V.国際協力
ベトナムは、原子力開発では、国際原子力機関(IAEA)と日本・フランス・韓国・インド、また古くからの
友好国であるロシアの力を借りている。
最近では2009年7月25日、ハノイを訪問したロシアのS.ラブロフ外相がベトナムのP.G.キエム副首相兼
外相と会談し、原子力協力覚書(ロシア側はROSATOM、ベトナム側は科学技術省)に調印した。
1) 韓国
@韓越首脳会談 (2005年4月、ハノイで韓国首相とベトナム共産党書記長)
このとき原子力発電開発協力覚書を締結。以来、韓国側は、科学技術部(MOST)、産業資源部(MOCIE)等、国を挙げての協力を行っている。窓口は、韓国水力・原子力発電(株)(KHNP)で、
以下の協力を推進している。
・人材養成:無償協力で2005〜2007年に百数十人・月の研修員と行政官を受入れた。
・ベトナムの複数の大学に韓国科学技術院(KAIST)が教授派遣等で協力している。
A 2006年1月:韓国副首相が訪越。原子力協力にも言及。
B 2006年10月:原子力協力10周年記念セミナーをハノイで開催。
C 2006年11月:APEC首脳会議に合わせて、次のアプローチを行った。
−エネルギー・セミナーを開催。両国大臣が出席。原子力協力も提案。
−EVNと韓国電力(株)(KEPCO)で電力包括協力覚書を締結。
−MOIと韓国産業資源部(MOCIE)で原子力機器国産化協力覚書の協議
(すでに検討作業が進展している)
D 2007年1月26日:韓国副首相(兼MOST大臣)が第4回韓越科学技術共同委員会で訪越。2006年11
月の合意の促進を協議、また放射線医学研究センター設立(ベトナムの108中央軍事病院内)で合意。
*韓国原子力医学院(KIRAMS。2005年6月にハノイの国立103病院へCo-60放射線治療装置を寄贈)が協力。