【書籍】 朝鮮の没落…16〜18世紀の日本に答えを探す〜『愚かな朝鮮』ムン・ソヨン著[10/29]
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エラ通信226:
当時の朝鮮は、今の日本と状況が似ていてな。
清や元(今で言うならアメリカ)の要求を満たすために、良民が絶滅してもかまわないニダ!!
ってやってたから、国は重税で荒廃する、国民は土地から逃げ出す、結婚まで制限されて、
人心は荒廃する。今でいう白丁階級に属する不可触賤民層(異民族を含む)ばかりが急拡大。
かれらを取り締まるために、刑罰はめちゃくちゃに厳しくなった上、官僚の恣意に任されたもんで、
国に対する信頼は完全にうしなわれてもーた。
両班という特権階級と下々の完全な分裂は、イギリスのそれとよく似ているが、違うのは、
“朝鮮の特権階級にとって、国は忠誠の対象ではなく、単に自分に特権を与えてくれるものであり、
国をなりたたさせている国民に対して、自らの義務、というものを省みることはほぼなかった。
(唯一の例外が世宗。二代のちに、この血統は親族もろとも虐殺を受け、燕宗が立った)”