ttp://www.47news.jp/CN/201010/CN2010102901001017.html ベトナムが日本に原発発注へ 共産党指導部が決定
【ハノイ共同】ベトナム共産党指導部は同国の原発建設計画で、
第2期分となる中部ニントゥアン省の2基を日本に発注する方針を決めた。
グエン・タン・ズン首相が31日にハノイで開かれる菅直人首相との首脳会談で表明する方向だという。
複数の関係筋が29日、明らかにした。
第1期分(2基)でロシアに敗北した日本は、官民一体の売り込みで巻き返しを図ってきた。
ベトナムでの事業が決まれば、タイやインドネシアなど原発計画を持つ
近隣国に強くアピールできるほか、世界市場への進出に弾みがつきそうだ。
関係筋によると、最高指導部である共産党政治局が今週、
第2期分については日本をパートナーとする方針を決定、政府幹部などに通達したという。
日本政府筋は「ベトナム政府から非公式に情報を得ている」とし、
正式に伝達されれば、首脳会談で受注合意を発表する方向だとしている。
電力不足が深刻なベトナムは、2030年までに原発計14基を建設する計画で、
当面はニントゥアン省の2カ所に2基ずつ計4基(計400万キロワット)を建設する。
2010/10/29 23:47 【共同通信】