★中国、初回住宅購入者に頭金30%以上適用へ
[北京 29日 ロイター] 中国は住宅市場の過熱を防止する措置の一環として、
すべての初回住宅購入者を対象に、頭金比率を30%以上に引き上げる方針を示した。
新華社が29日、政府がウェブサイトに掲載した声明内容を伝えた。
購入する住宅が3軒目になる場合、銀行に住宅ローン融資を停止させる措置も実施し、
こうした措置に違反があった場合、責任を問われるとしている。
中国政府は4月に、90平方メートルを超える住宅を初回購入する場合の
頭金比率を20%から30%に引き上げると発表していた。
今回の30%を超える引き上げには上限を設けていない。
新華社によると、政府は不動産関連税の改革を試行的に進め、
徐々に拡大していく意向を示している。政府のウェブサイト(www.gov.cn)に掲載された声明は
「新たな措置は、不動産市場の抑制と健全な開発に向けた支援の実現を確実にすることが狙い」
と説明している。 政府は、不動産開発業者による土地の買いだめを
回避する措置を強化していく方針を示している。
ソース ロイター通信 2010年 09月 30日 04:03
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17438620100929