【北朝鮮】北朝鮮が過去最大規模の軍事パレード準備、消息筋[09/26]

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【ソウル26日聯合ニュース】北朝鮮・朝鮮人民軍が1万人余りの兵力、ミサイル、機甲、砲兵戦力などが参加する過去最大規模の
閲兵式と軍事パレードを準備しているいことが確認された。

 複数の対北朝鮮消息筋が26日に明らかにしたところによると、7月12日から平壌・美林飛行場に動員され始めた兵力は1万人
余りに達し、現在、閲兵式と軍事パレードの予行演習を行っていると把握された。

 朝鮮人民軍が、過去の閲兵式などに比べ2倍以上の兵力を動員していることから、式典の規模は過去最大になるだろうと、消息筋
らは説明した。当局関係者も、現在進行中の準備状況から推測すると、例年と異なる大規模水準だと話している。

 また、朝鮮人民軍は大規模兵力とともに、ミサイルや機甲・砲兵部隊戦力なども美林飛行場に集結させているもようだ。対北朝鮮
消息筋は、「なかには短・中距離ミサイルを発射できる車両搭載型の移動式発射台や放射砲、自走砲、戦車などが含まれていると
把握している。移動式発射台が投入されたことから、すでに実戦配備されたか、開発が終わった短・中距離ミサイルが式典当日に
公開されると観測される」と述べた。別の当局者は、具体的に話せる段階ではないが、ミサイル関連の装備も含まれていると伝えた。

 北朝鮮特殊部隊出身の脱北者からなる自由北韓(北朝鮮)軍人連合会関係者によると、通常、朝鮮人民軍の閲兵式と軍事パレードは
人民武力部行事局が主管し、兵力は5000人程度が参加する。しかし、今回は準備の規模からみると、金正日(キム・ジョンイル)
総書記が参観する「1号行事」とみられ、準備も国防委員会で主管しているようだと伝えた。

 専門家らは、こうした準備が今月28日の朝鮮労働党代表者会に続き、来月10日に開催される労働党創建65周年記念式と関連が
あると分析している。

 東国大学・北朝鮮学科の金榕ヒョン(キム・ヨンヒョン)教授は、党代表者会、労働党創建記念日などの政治日程と関連し、大規模の
兵力と装備を動員した行事を準備しているのは、内部的には結束力と誇りを持たせ、対外的には労働党の健在と軍事的自衛能力を誇示
する武力示威の意味合いがあるようだと分析した。


聨合ニュース: 2010/09/26 15:59
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/09/26/0200000000AJP20100926001100882.HTML