年間4千万円以上売り上げか 食品工場で不法就労させた派遣会社役員逮捕
食品加工作業員としての就労資格がないと知りながら中国人ら4人を加工工場で
働かせていたとして、警視庁組織犯罪対策1課などは、入管難民法違反
(不法就労助長)容疑で、神奈川県海老名市の食品製造販売・人材派遣会社
「サラダプラネット」役員、門脇順容疑者(60)=同市下今泉=を逮捕した。
同課によると、門脇容疑者は「野菜の衛生管理を体得させるために派遣していた。
法律に触れるとは思わなかった」と容疑を否認しているという。
門脇容疑者は平成18年8月から中国人やネパール人ら延べ30〜40人を
同県内の野菜加工工場5カ所に派遣し、少なくとも年間4千万円以上を売り上げていたとみられ、
同課は門脇容疑者が他にも同様の違反行為を行っていたとみて捜査を進めている。
逮捕容疑は、20年9月〜今年7月までの間、通訳などが取得する在留資格で滞在している
中国人とネパール人の男女4人を横浜市内など3カ所の野菜加工工場などに派遣。
作業員として労働させるなど不法就労を助長したとしている。
同課によると、門脇容疑者は工場から支払われた
作業員の時給1450円のうち600円を徴収していたという。
ソース:MSN産経ニュース 2010.9.24 11:46
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100924/crm1009241148008-n1.htm