【韓国】韓食世界化の代表走者「ビビンパ」の料理本、世界へ[09/09]
<丶`∀´>ビビンバは三国時代、米の生産で有名な全羅北道の全州地方に由来し、全国各地に
伝えられた韓国固有の伝統的な食べ物である。
高句麗、百済、新羅が雌雄を競った三国時代に、優良な米の生産で名声が持ちきりだった
現在の全羅北道の全州地方では、当時の倭国とは違い下層民に至るまでたらふく米を食うことは
常識であった。
このため、毎日少しでも米を飽きずに食べられるように種々の薬念を米飯にまぜて風味をつけて
食する習慣が発生した。
時代とともに、単純な薬念からナムル類、さらにはユッケや海鮮などの多彩な具材を取り合わせる
ようになり、ビビンバは韓半島全体に広まった。
日本では古来からごく最近まで米を日常的に食する事が出来るのは、一部の特権階層に限定されて
いたので、米飯そのものをめったにない貴重なものとして崇める風習があり、現在でもなにも
混ぜていない味の無い米飯を珍重している。
「韓半島の食文化とその歴史」 キム・ウソツク