【毎日新聞】海をゆく巨龍:転換期の安保2010「中国、形なき軍事戦略 米も注視、台湾で展開」[08/13]

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1依頼739@はらぺこφ ★
 ◇孫子の兵法による三戦 世論戦・心理戦・法律戦

「砲煙の上がらない戦争」。世論戦、心理戦、法律戦が三位一体となった中国の新たな軍事戦略「三戦」はこう
呼ばれている。「不戦而屈人之兵」(戦わずして敵を屈服させる)。中国・春秋時代の兵法書「孫子」を現代に
実践する三戦の狙いは今、大海へ向き始めた。【「安保」取材班】

そろいの水色のポロシャツ、白い帽子の男たちがボールの行方を目で追った。「好球(ナイスショット)!」。
中国江蘇省南京のゴルフ場。5月24〜27日、台湾から27人の退役将軍が招かれ、中国の退役将軍15人
も加わったゴルフ大会「中評杯」が開かれた。

主催したのは香港に拠点を置く出版社、中国評論社。「中国の安全機関関係者が経営の背後にいる」(台湾軍
関係者)とされる。台湾の陳興国・元中将は昨年、中国福建省での同じ大会に参加した。「昼は一緒にゴルフ
をし、夜は宴会で酒を飲めば、敵と認識する心理は消えていく。戦場では会いたくないな、と思うようになる」

中台が分裂して60年が過ぎた。「交流が信頼関係構築の手助けになるなら、意義がある」と語る陳さんは付け
加えた。「それが台湾にとって大きな脅威である『三戦』の一環だとしてもね」

三戦は03年12月、中国の「人民解放軍政治工作条例」に加えられた軍事思想だ。

 ◇戦わずして勝つ

いずれも形がないため「脅威」は見えにくい。先のゴルフ大会は「世論戦」と「心理戦」の一環ともみられる。

米国も看過できない存在とみて、米国防総省年次報告書に08年、三戦を直訳した「Three Warfares」
という表記が初めて登場した。台湾の国防大学も同年、「中国共産党『三戦』策略大解析」と名付けた分析書
を出し、「軍だけでなく、地方の共産党委員会にも効力を発する」と解説する。

中国国際問題研究所(北京)の滕研群研究員は「(三戦のように)銃や兵士だけではなく、一般人民の総力を
動員して勝つのは人民解放軍の設立当初からの伝統だ。外国に向けたものではなかった」と語る。そもそもは
孫子の兵法といわれ、09年台湾国防報告書は三戦を説明する中で「不戦而屈人之兵」を引用した。

だが、イラク戦争で米政府がメディアを使い「情報操作」を続けた03年ごろから、中国も「米軍から学ぼう
という潮流が改めて生まれ」(台湾の「三戦策略大解析」)三戦が確立したとされる。

防衛問題を専門とする米シンクタンク「高等防衛研究センター」は09年冬の季刊誌で三戦を特集し、「中国は
心理戦の照準を台湾に定めている」と分析。中国が05年に台湾独立阻止を目的に採択した反国家分裂法は、
法律戦の一つだと例示した。台湾・淡江大学国際事務戦略研究所の林中斌教授は「台湾での三戦の例はあらゆる
面で見られる」と断言する。

だが、三戦が目指す先は台湾からさらに延びているとの見方もある。米国防総省08年次報告書は指摘した。

「中国が主権の及ぶ範囲を(沿岸12カイリの領海から)200カイリの排他的経済水域(EEZ)とその上空
や大気圏外にまで拡大しようとする動きも法律戦だ」

>>2に続きます

毎日新聞 2010/08/13
http://mainichi.jp/select/world/news/20100813ddm003030101000c.html

写真
http://mainichi.jp/select/world/news/images/20100729dd0phj000027000p_size4.jpg
http://mainichi.jp/select/world/news/images/20100813dd0phj000014000p_size5.jpg
兵法書「孫子」から
2はらぺこφ ★:2010/08/13(金) 19:14:29 ID:???
 ◇中国艦船10隻、宮古島南下 対日神経戦仕掛ける

4月10日朝、北京の日本大使館。同日付人民解放軍機関紙「解放軍報」を読んでいた館員の目が、ある一節
で止まった。「中国東海艦隊所属の連合艦隊が遠海へ赴き、共同訓練を実施する」と紹介した同行記者執筆の
記事。「世論戦、心理戦、法律戦の訓練も実施する」とあった。

同日、潜水艦など艦艇10隻が沖縄本島と宮古島の間を南下した出来事は、日本で大きなニュースになった。
公海上とはいえ、海上自衛隊が撮影した艦艇の写真は、中国の海軍力増強ぶりを明示した。記事は遠洋訓練で
三戦を試す宣言だった。

「中国艦船に対する日本の警戒監視を、中国メディアを使って集中的に非難する『世論戦』を展開。一方、要人
や外交官、軍人が発言し、日本に懐柔と高圧的姿勢を織り交ぜた『心理戦』を仕掛ける。『法律戦』では『公海
上での正常な訓練』と強調する」(防衛省の内部資料)。海自幹部はさまざまな計算を読み解く。「機関紙に
書くこと自体が三戦そのもの。まさに目に見えない仕掛けだ」

防衛省幹部によると、日本では三戦について主に海上幕僚監部(海幕)が研究している。「海」にこそ三戦が
深く関係しているとの認識からだ。

別の海自幹部は「もっとも気になるのは法律戦」と言う。中国は3月、離島の管理強化などを定めた「海島保
護法」を施行した。今は海洋権益を保護する「海洋基本法」の制定を急ぐ。「海洋権益に関する法律をどんどん
つくって正当性を主張している」(同幹部)。「南シナ海は94年発効の国連海洋法条約より前に中国の管轄下
に置かれていた」と歴史的権利を唱える。

茅原郁生・拓殖大名誉教授は「中国は米国に勝てるソフトパワーは何か。三戦がある、と気づいた」と読む。
だが、日本側は沈黙し動静を見守る。「過剰に反応すると、相手に足元を見られてしまう」(ある防衛省幹部)。
世論、心理、法律が互いに絡み合った神経戦が続く。

 ◇「三戦」とは…

世論戦=軍事行動への大衆や国際社会の支持を築き、敵が中国の利益に反するとみられる政策を追求しないよう
国内や国際世論に影響を及ぼさせる

心理戦=敵の軍人やそれを支援する文民に対する抑止や衝撃、士気低下を目的とする心理作戦を通じ、敵が戦闘
作戦を遂行する能力を低下させる

法律戦=国際法や国内法を利用し、国際的な支持を獲得するとともに、中国の軍事行動に対し予想される反発
に対処する(防衛省09年版防衛白書より)

毎日新聞 2010年8月13日 東京朝刊
3<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/13(金) 19:18:34 ID:hE6FczaJ
政治家が不甲斐ないからな・・・

売国一色って感じ・・・・
4<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/13(金) 19:33:54 ID:AOc5GmRg
アート・オブ・ウォーってわけだ
5<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/13(金) 19:37:41 ID:h2xExyJh
ゴルフと接待でやられるってビジネスマンと変わらんな
6<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/13(金) 19:38:17 ID:Tsok7/vp

パンティ泥棒の支那畜マンセー!

(´;゜;ё;゜;)キンモ〜!

7<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/13(金) 19:44:23 ID:O6E5eBa8
クリキントン(女)さんが中国に全力で警告入れてたよな。
中国って機動艦隊をそんなにすぐ動かせないだろう。
8<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/13(金) 19:53:54 ID:ohszzOZ5
ワカっちゃいねェな……これが三戦てんだよ
9<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/13(金) 20:04:15 ID:zsB9AJvk
三光で撃滅できるな。
10<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/13(金) 20:20:52 ID:62KwUQ4L
昭和60年8月 靖国問題に火を付けたのは朝日新聞記者・加藤千洋(後に報ステ)&社会党書記長・田辺誠だった
11<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/13(金) 21:57:42 ID:miG4BgsT
帝国海軍も孫子の兵法学んでれば、戦争負けなかったのに
くだらん精神論で戦争したから
12闇仙 ◆ZfXxlDUuVU :2010/08/13(金) 22:03:19 ID:RAPF1f2G
>>11
孫子の兵法はとどのつまり
「戦いは数」だよ
日本にどうしろと
13<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 01:11:45 ID:FSNMdOxV
中国の手先がなんか言ってるな
14<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 02:30:38 ID:V8W8ijXj
なんだかんだ言って、台湾有事の際の前線基地が沖縄か
半島情勢だけなら沖縄でなくても済州島で足りるんだろうけど
15<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 02:48:22 ID:Yh2+5IXX
バカサヨが大好きな中国60年の輝かしい歴史!
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1949年 東トルキスタン侵略、占領(ウイグル大虐殺)、民族浄化継続中
1950年 大躍進、文化大革命3000万人大虐殺開始
1950年 朝鮮戦争参戦
1951年 チベット侵略、占領(チベット大虐殺)、民族浄化継続中
1959年 インド侵略(中印戦争)アクサイチン地方を占領
1969年 珍宝島領有権問題でソ連と武力衝突
1973年 中国軍艦が佐渡島に接近、ミサイル試射
1974年 ベトナム、パラセル諸島(西沙諸島)を軍事侵略、占領
1976年 カンボジア、クメール・ルージュによる大虐殺を強力支援
1979年 ベトナム侵略(中越戦争)、中国が懲罰戦争と表明
1988年 スプラトリー諸島(南沙諸島)を軍事侵略、占領
1989年 天安門事件
1992年 南沙諸島と西沙諸島の全てが中国領土と宣言
1995年 フィリピンのミスチーフ環礁を軍事侵略、占領
1996年 台湾総統選挙恫喝、台湾沖にミサイル攻撃
1997年 フィリピンのスカーボロ環礁の領有を宣言
1997年 日本の尖閣諸島の領有を宣言
2003年 スーダンのダルフール大虐殺を強力支援
2005年 日本EEZ内のガス資源を盗掘
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2007年現在でも、非漢族に対する大虐殺、婦女子を強制連行・中絶・不妊手術、
まさしく民族浄化を継続中である。

記録に残ってるだけでもこれだけあるのに、
「中国は歴史上、他国を侵略したり、他国の領土で殺人・放火をしたことはない」
が政府の声明。

侵略と虐殺の限りを尽くすナチより凶悪・残虐な中国共産党。
そんな奴らにシンパシーを感じる馬鹿サヨ連中はキチガイとしか言いようがない。
16<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 03:48:36 ID:8uPrFb5I
中国に言いたいけど、
そんなに甘くないよ
どこから自信が出てくるのか知らんけど
17<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 05:00:12 ID:GnXcKWvu
>>11

精神論以前に、米軍との戦争より陸軍との勢力争いの方に熱中してたろうが。
実は真面目に戦争をしてたとは言い難かったんだよな、帝国軍。
18<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 05:13:55 ID:Bl1Mb4/p

荒唐無稽過ぎてスレも伸びないw

19<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 08:22:38 ID:5NzcLOBX
マスゴミに政府が交流会・親睦会という名の無駄金使ってると非難されてたが、
支那だとそれがソフトパワー扱いなんだなw
物は言いようとはこの事。
20<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 10:32:30 ID:aejOn+Mr
孫子兵法より老子思想の方が日本人に合ってる。
21<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 14:53:01 ID:lSN2v17y
何か、毎日楽しそうに解説してないか?
22<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 15:02:27 ID:oIlcI3rA
これからは中国を神輿に乗せ、アジアは大同団結すべし
そして日本は全力で支援すべきだ
23<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 15:09:53 ID:xeL9856Z
中国に2年ほど住んでたけど日清戦争の頃と中国は変わってないと思うな。
張りぼての軍隊だろ。大したことはないな。
24<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 15:24:31 ID:oIlcI3rA
>>23
核がある時点で日本は絶対勝てませんwww
25<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 15:56:53 ID:RAqDfNtO
>>24
中国へお帰り下さい
26<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 16:03:18 ID:GnXcKWvu
>>24

支那の核兵器そのものが使い物にならない張りぼてな可能性があるのだが。
27<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 16:26:15 ID:86tFmeBy
>>26

N○Kの協力を持ちまして夏目女子が癌になるくらいの核物質は作れたアル!
28<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 18:53:37 ID:boXwolC2
私は10年ほど前から毎日新聞しか読まなくなった。
それまでは他の大手や地方紙なども読んでいたが、記事の匿名性が気になった。役人と同じで各記事の責任が新聞社の名前に隠れており、その分論拠がはっきりしないイイ加減な記事が多い。無責任さを感じていた。
その点、毎日新聞だけは各記事の責任者名が併記されている。意識的に比較して読み比べてみると記事の確かさが大きく違うことに気がついた。その日以来、毎日新聞だけに決めたわけです。
毎日新聞が、今は、日本国民の利益にたって記事作りをしている。
毎日新聞とTBSは、朝日、読売に対する第三勢力である。
しっかりした記者たちがまだまだたくさんいる。
政治家の近くに寄っていって、毒を盛ったり、スキャンダル記事で刺し殺したりするようなことはしない。頑張れ、毎日、TBSだ。
http://video.mainichi.co.jp/viewvideo.jspx?Movie=48227968/48227968peevee277626.flv
http://video.mainichi.co.jp/viewvideo.jspx?Movie=48227968/48227968peevee294978.flv
29<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/14(土) 19:53:46 ID:Xah9230W
 俺の家は都合で何十年も毎日新聞をとってる。いつの頃からか俺が新聞を読むのが嫌いになったのは
毎日新聞のせいだと最近わかった。
 別に産経新聞と読売新聞を読むようになって、世の中の事が正常に分かってきた。
 日本の将来のためには、毎日と朝日とNHKは断固潰さなければならないメディアだと断言する。
30<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/15(日) 07:45:38 ID:MeMDBuKW
今日の毎日新聞朝刊22面。
私は読んでいて涙がでてしまいました。
毎日新聞大阪本社社会部記者のHさん、Tさん、そしてデスクのTさん。
感謝の気持ちでいっぱいです。
当事者を取材することによって
記者さんたちも様々なことを感じたのでしょうね。
「生きた記事」だと思います。
報道は、
底辺にいる人たちのこと絶対に忘れずにいてください。
自分で声をだせない人たちです。
日の当たらないところで必死にいきている人々に光をあててください。
今回の運動は、本当に毎日新聞に支えられました。
ありがとうございます。
31<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/15(日) 10:47:41 ID:p58sGkl8
 8月のこの時期、毎日新聞は常に「戦争反対キャンペーン」をやっている。
 過去の戦争の悲惨さばかりを強調し、ただ単に戦争反対と叫んでいれば良いという安易
な紙面作りにはあきれるだけだ。
 歴史の複雑さや、国際政治の非常さ、難しさを研究し理解もせずに小学生並の感情論のみ
で過去の日本を悪玉として非難し、戦争を糾弾する。
 東京裁判史観に支配されている毎日新聞に外交や戦争を論じる資格はない。
32<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/21(土) 22:04:14 ID:hnJ3OJU5
毎日でもこんな記事書くんだな
33<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/08/22(日) 12:30:44 ID:2KluhgTF
>>7
それは、ASEAN地域フォーラムの場でクリントン国務長官が南シナ海領有問題における中国の動きを牽制したとされる一件だけど、
中国はこれまで十数年間にわたってASEAN諸国に政治的・経済的に取り入って懐柔工作して来た過去があるが故に、ちょっとした騒ぎになった訳です。
この中国の対ASEAN戦略も、外交キャンペーンによって南シナ海領有問題を中国有利に解決しようとする、「戦わずして勝つ」戦略の一環でした。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4147
34<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん
>>31

「笑止!米英蒋共同宣言、自惚れを撃破せん、聖戦飽くまで完遂」

ポツダム宣言に対して
・・・毎日新聞