【アメリカ】 テロ支援国家に北朝鮮は指定されず…国務省が報告書 [08/06]

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1夏髪φ ★
★北朝鮮は「協力不十分」 米国務省がテロ報告書

 【ワシントン共同】米国務省は5日、2009年の世界各地でのテロ活動に関する年次報告書を公表し
「テロ支援国家」の指定国をこれまで通りイラン、シリア、スーダン、キューバの4カ国とした。
北朝鮮はブッシュ前政権が08年10月に指定解除したため含まれていないが、
米国のテロ対策に「協力が不十分な国」とあらためて位置付け、武器輸出などを禁じた。

 核問題で米国と対立するイランについては、
前年と同じ表現で「最も活動的なテロ支援国家であり続けた」と非難した。

 3月の韓国海軍哨戒艦沈没を受け、北朝鮮の再指定を求める声が高まったが、
オバマ政権はテロ行為には該当しないとの見解。
記者会見した国務省の担当者は、テロ支援の証拠が見つかれば再指定すると話した。

 日本人拉致問題の記述は前年とほぼ変わらず、
被害者を「北朝鮮に拉致されたとみられている日本人」と断定調を避けた表現を踏襲した。

 国際テロ組織アルカイダについては「米本土を狙う最も恐るべきテロ組織」としながらも、
資金集めや勢力拡大が難しくなっていると指摘。
だが昨年12月に起きた米機爆破テロ未遂を例に関連組織の米国への攻撃能力は増しており、
脅威は広がっているとした。


ソース 共同通信 2010/08/06 08:30
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010080501001087.html