★第2四半期のインドネシアGDP、予想上回る+6.2%に加速
[ジャカルタ 5日 ロイター] インドネシア統計局が5日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率
は前年比6.2%と、第1・四半期の5.7%から加速し、エコノミスト予想の6.0%を上回った。
国内消費と輸出、投資が力強く拡大し、2008年第3・四半期以来の高い伸び率となった。
前期比では2.8%成長した。
これにより、通年の成長率が6%を上回るとの見方が高まった。一方、物価圧力も高まっている。
統計局幹部のスラメト・ストモ氏は「成長率は第3・四半期がピークとなる可能性があり、
通年の成長率は6%を上回りそうだ」と語った。
HSBCのエコノミスト、ウェリアン・ウィラント氏は
「今回のデータは、年内の見通しが明るいことを示している」としたうえで、
「インドネシアでは国内消費が強いことは知っているが、
今後は第2のエンジンがかかりそうだ。それは投資サイクルだ」と述べた。
ソース ロイター通信 2010年 08月 5日 15:37
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-16659520100805