【Hebei Spirit号事件】韓国における石油流出被害の教訓 [07/17]

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79若鶏のぶっちぎり ◆44y5.YS322
人命被害も出ているようです。(中国の最初の情報は宛にならない。)汚染域も広がっているようです。

中国の大連での油汚染海域100平方kmに拡大
2010/07/19 10:21送稿
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2010/07/19/0200000000AKR20100719065500097.HTML?audio=Y

http://img.yonhapnews.co.kr/photo/etc/af/2010/07/19/PAF20100719093801008_P2.jpg
油汚染を遮断中の中国の作業者たち(AFP=聯合ニュース)
(瀋陽=聯合ニュース)パク・ジョングク特派員=去る16日に発生した、中国石油(ペトロチャイナ)の送油管爆発事故にともなう
流出油汚染海域が、100平方kmに拡大したと華商晨報が19日に報道した。

新聞は爆発事故直後から、大連の消防当局が20余隻の船舶と400人余りの人員を動員し、海に流出した油除去に出たが、
潮流や風浪などの影響により流出した油が拡散したことにより、汚染海域が100平方kmまで拡大したと伝えた。

爆発事故近隣の海域に厚さ2p以上の油帯が形成されており、漁船らが操業をあきらめ、老虎灘等の有名な浜辺休養地
付近にまで油の帯が流れ込み、観光客の足が途絶えるなど油汚染にともなう被害も増加している。

大連海事国は、油の除去作業には最小限でも10余日以上が必要とされることと展望しているため、被害はさらに増える
ものと見られる。

大連海事国の黄勇副局長は"晴れた天気が続いても、油帯除去には最小10余日以上が必要だ"とし、"流出油により
水質の汚染はもちろん、海洋生物と鳥類の集団死が憂慮される"と明らかにした。

遼寧省は流出した油の除去に全力を傾ける一方、爆発事故原因糾明のための調査に着手した。 当局は爆発事故当時、
原油を送油管に移していたリベリアのタンカーを抑留し、船員などを相手に事故当時の状況を調査中だ。

去る16日の午後4時頃、大連港で30万t級のリベリア タンカーが、中国石油送油管に原油を移す過程で火災が発生し、
700oの送油管が6回に渡って爆発し、1人が死亡して近隣の住民600人余りが緊急待避した。

火炎が30mまで吹き上がるほど威力が強かった火は、2千人余りの消防署員が投入されて15時間の鎮火作業を
始めた事で、去る17日の午前9時頃には治まったが、流出した油が海に流入し、大連一帯の海域が汚染された。