【韓国】 「ナロ号」は空中で爆発して墜落…と当局長官が公式発表 [06/10]

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724亜細亜の心
【羅老号】羅老号打上失敗の原因は?【消火剤】

ソース:chosun報(ハングル記事)

教育科学技術部の李相睦(イ・サンモク)科学技術政策室長は、通信が途絶し爆発が疑われていた韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)号」(KSLV−1)の打ち上げ失敗の原因について現在検証中であるとしながらも、
韓国・ロシア飛行試験委員会の暫定的結論として9日予定外に噴出した消火剤が姿勢制御を司る電気系統を腐食させていた可能性が高いとの見解を発表した。

李室長によれば、打上げ台に装備されていた消火剤には価格が安いものの腐食性が強く金属を酸化する第一リン酸アンモニュウム(NH4)+3PO4 を主成分とする市販品が使用されていた可能性が高いとのことである。
第一リン酸アンモニュウム系の消火剤で汚染された金属部品、特に電装品については、分解清掃の上作動確認することが不可欠であるが、羅老号については目視検査と水洗いのみしか行われていなかった。

李室長は不手際を認めながらも、今日を逃すと予備日である今月19日までの打上げが困難になることからやむを得ず打上げを強行せざるを得なかったと弁解した。
また腐食性の少ない消火剤を使用しなかった点についても、打上げ台製造時には急激な通貨安により部材の輸入コストが目論見よりも大幅に値上がりしてしまったものの、
予算措置が認められなかったため使用せざるを得なかったと窮状を説明した。

更に李室長は羅老号の一段ロケットに全責任を負うロシアの責任についても、飛行試験管理委員会のロシア側委員が打上げ延期を主張していたのに対し、韓国側が責任を負うという誓約文を提出して押し切ったという事情を説明し、
もっと強くロシア側が制止していればこのようなことにはならなかった筈だと恨み事を述べた。

ttp://news.chosun.com/site/data/html_dir/2009/08/24/2009082400332.html?Dep0=chosunmain&Dep1=news&Dep2=headline4&Dep3=h4_03ttp://news.chosun.com/site/data/html_dir/2009/08/19/2009081901876.html?Dep0=chosunmain&Dep1=news&Dep2=topheadline&Dep3=top