【中国茶】茶器の歴史に触れてみよう とてもいとおしい小さな茶器たち[06/01]
1 :
はらぺこφ ★:
小さな急須、手書きの美しい茶器・・・。美しい模様のかかれた茶器を使いながら美味しいお茶を入れること
も中国茶好きの楽しみのひとつですね。
お茶の飲み方にも歴史があるように茶器にも歴史があります。いったいお茶の道具の歴史はどのようなもの
だったのでしょうか。
茶器の歴史のなかで重要なものはやはり唐の時代の茶聖『陸羽』の記した『茶経』でしょう。唐代のお茶は
煎茶といい餅のように固めた『餅茶』を粉末にしてから釜で煮て飲みます。茶経にはお茶の味を最高に引き
出せるよう24種類の茶器が考案され載せられています。お茶を煮るための釜から、あぶった餅茶の香りが逃げ
ないようにしまう紙袋までさまざまな道具があったようです。これらの道具が日本の茶道で使われる道具のもと
となりました。この時代のお茶をたしなんでいたのは上流階級の人々であり、このように手間のかかる優雅な
道具たちは文化的にも経済的にも余裕がある貴族のものです。陸羽がお茶を体系化し、上流階級の人々がその
文化を花開かせたのが唐の時代の功績だったといえましょう。
市民階級にまで喫茶の習慣が広がったのはその後の宋代のことでした。特に庶民の間で「闘茶」といってお茶
を美しく点てる競技が流行りました。「闘茶」とは茶末状のお茶にお湯を掛けて力強くまぜることによって、
ふくよかな泡を作り出す競技です。この闘茶を通してお茶をお互いに楽しむというコミュニケーションの手段
だったようです。宋代のお茶は粉をお湯で溶かして攪拌し、泡をたてて飲むため白い泡を美しく目立たせるため
に黒釉茶碗が好まれました。
宋代・元代には現代でも高い評価を得ている江西省景徳鎮の茶器に人気がありました。宋には青磁茶器、元では
青花磁茶器に人気がありました。青花とは白磁にコバルト顔料で絵をつけてガラスの釉薬をかけた磁器のことで、
いわゆる「染付け」と呼ばれているものです。明代に散茶が主流の飲み方となってからは黒釉の茶碗は姿を消
してしまいました。こちらのコラムの「お茶の歴史」にも記しましたが、明の時代にお茶の大転換期がおこり
ました。明の初代皇帝となった太祖朱元璋が「団茶は手間がかかり、お茶の味を損なっている」ということで
「団茶禁止令」(1391年)を出しました。
お茶は現在のようなバラバラの葉っぱである「散茶」となり、飲み方も葉にお湯を注いで抽出する形式が主流
となりました。中国緑茶の一般的な製法である「釜入り製法」が爆発的に普及したのもこの頃です。青磁茶器
は薄い青緑〜薄い茶色、そして青花磁茶器は白地なのでお茶の色が美しく見えます。黒釉茶器に取って代わる
ようにお茶の色が生き生きと見える青磁茶器や青花磁茶器が人気となりました。
そして今も急須マニアにとっては垂涎の的「紫砂(シサ)の茶器」は宋代から明・清代に盛んに作られました。
その頃から使い込むほどにツヤを増し、お茶の味がまろやかに美味しくなると高い評価を得ていました。ある
歴史的文献には「名人のつくった急須は金と交換できる」というほどでした。明のお茶は実用的でそのまま現在
のお茶の原型となりました。
清代には色絵の技術が発展、精気で技巧的な茶器が登場します。そして蓋つき茶碗 蓋碗の登場も清代です。
20世紀には台湾の工夫茶セットができ、今の中国茶の風景にいたります。
長い歴史のもとに私たちの手に収まる小さな茶器たち。とてもいとおしく感じます。
(執筆者:土屋祐子 中国茶アドバイザー・岡三アジア情報館勤務 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
サーチナ 2010/05/31
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0531&f=column_0531_004.shtml
茶道の起源は日本の千利休だからなあ
>>1 なんか色々間違っているなあ。
青花の茶器も紫砂の茶器も、
明時代からだろ。
4 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/01(火) 23:05:16 ID:tQGGMCED
とりあえず、中国茶は旨いものも多いから、とにかく飲ませろ。
>>4 中国茶の美味いの飲むよりは、
日本茶の美味いのを飲む方がはるかに安上がりだけどね。
6 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/01(火) 23:08:15 ID:xWWy+8G/
中国茶はマズイくせに高い。
8 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/01(火) 23:09:55 ID:5+dLFItd
>>1 中国の茶道は合理的。
めんどくさい日本よりは好み。ただいいものは物凄く高い。
>>7 や、まあ仕事でボロボロなんですけどね。
休みが欲しい・・・・・・
10 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/01(火) 23:26:35 ID:efbGxjpg
韓国みたいに無い伝統を然も昔あったような言い分よりはマシかとw
11 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/01(火) 23:28:36 ID:C8vhDu7J
朝鮮じゃ茶器ってその価値もわからず、その辺に捨てていたんじゃなかったっけ?
今や中国の茶は化学薬品w
13 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/01(火) 23:34:00 ID:wO0UNjEd
>>11 だって茶葉から出す、いわゆる「茶」は飲めなかったっしょ。
朝鮮で飲まれてたのは、雑多な材料の煎じ汁だから茶器は不要。
15 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/01(火) 23:56:11 ID:5+dLFItd
>>14 実際に城と交換された茶器は存在しません。
>>14 国宝の高麗茶碗って、喜左衛門の1点だけなんだけどね。
中国製の天目はおろか、国焼茶碗だって2点の国宝があるのに。
17 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 00:04:15 ID:Fjv6OJb1
>>8 >>1 >中国の茶道は合理的。
>めんどくさい日本よりは好み。ただいいものは物凄く高い。
そうか?中国のお茶は、ゴミやホコリがついてるので、
入れる時に、一回、洗茶といって、
お湯に浸して、すばやく捨ててそれからようやく、
飲むためのお湯を注ぐのが、面倒で
つか、なんでお茶の葉にゴミやホコリがついてるのか?
どんな管理をしてるのか?謎です。
それでいて高いんだよ!
まぁおいしかったけど。けど、プアールはカビ臭過ぎたわ
18 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 00:20:18 ID:Qjd5azUG
>>17 農薬とかが葉っぱについてるからじゃないの?
19 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 00:25:19 ID:nHpcVqk5
発酵させてる場合が多いから、その際に付いた不純物とか
茶葉を乾燥させる際のゴミ混入でしょ>茶葉の汚れ
20 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 00:40:34 ID:ObnKT/s+
>>17 カビ臭い普洱茶(プーアール茶)は安物。
30年以上物とかの高級プーアール茶には
カビ臭は全く無い。ただ古いので、飲む
前の洗茶は必須。これは管理の優劣とは
無関係。なお、近年の安い中国茶は
農薬を多用しているので危険。もちろん
洗茶をいくらしても無意味。
中国茶は味の面からも安全性からも、
いくら高価でも高級茶を飲むのが一番。
21 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 00:41:48 ID:LTRkaxH3
>>17 日本の茶道は「味」に関係ない作法が多すぎる。心映えとか振る舞いの心とかめんどくさい。
洗茶はけっこう合理的。ゴミやホコリ以外にも温度調節になっている。
高いのはみとめる。ちょっと高すぎる。
<ヽ`∀´>
23 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 02:22:53 ID:SU8ikjRy
>>21 昔、茶道についての勉強をした時に、織部流の奴が
茶道は華道やらなんやらの総合伝統芸術、とかいってたからなあ
茶道は抹茶だし、緑茶は自宅じゃこんなもんかーって感じだし、
あるのは抹茶とか黒蜜の妙な和カフェばっかりだし…。
日本茶の茶芸館みたいのは流行らんのかなぁ。
日本の茶道、もなにも日本以外に茶道はなかったろ
最近出来たとこもあるが
25 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 09:24:03 ID:/bOBQbK7
最近の茶藝はさ、日本の茶道を見て触発されたもんだから。
>>17 20さんも書いてらっしゃるが、
そのプ−アルは、ぼろいの飲んだんじゃね。
いいのは文革で廃棄になり、それを免れたのは台湾にあるらしい。
以降作られるのは、作り方も違う、水かけてかびさせたような
急速製法のもの。べつもんだ。
なので、中国茶より台湾茶がいいが、台湾茶も最近茶葉を中国より輸入して
台湾茶の製法で作るなんちゃって台湾茶があって不味い。
茶関係は、ダージリン等のインド紅茶も含め、生産時点見たら、飲めないよ。
ほんとゴミだらけ。
日本に来る前にしっかりクリーニング(人件費かけてゴミをとる工程)を
してない中国茶は、洗茶推奨。
>>24 中国の飲茶文化は一応あったけど
日本みたいに形式張ったものじゃなかったはず
中国のは、かかわいいのが多いよね。
29 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 09:42:58 ID:UBpxKzbf
中国の茶器は、もし俺に金があったら欲しいなという可愛げのある物が多い
飲茶に使うような茶器は芸術的
>>21 近代合理主義者のカス野郎
恥を知れよ
万世一系2000有余年の歴史ある国の人間の言葉とは思えないな
チョン臭いぞ
31 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 09:55:19 ID:/bOBQbK7
>>23 抹茶はうまいのに。茶道みたいに道具にこだわらなきゃ、茶杓・茶筅・
練習碗程度あれば飲めるのに、あんまり飲ませてくれるカフェないね。
日本茶の玉露とか上手に入れるのは、コーヒー、紅茶より面倒なので、
できないんだろう。
32 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 10:04:11 ID:/bOBQbK7
>>30 そこまでいわんでも。
21の気持もわからんでもない。
中国の喫茶やイギリスの紅茶の発達は、水のまずさの裏返しだと思う。
が、日本は水が不味くないので、味以外にも、作法にこだわれるというのは
生活の豊かさの証さ。いい国だよね、この国は。
中国茶はバブル時代くらいまでは文句なしに旨かったんだが
ここ十年くらいは刺激的というか舌がピリっとくるお茶が増えた
50G5000円とかのでも微妙な味になってきたね
台湾で作られてる中国茶はまだ旨いのかもしれませんが。
34 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 10:15:15 ID:7mZI8kwS
>>23 へうげもの読むと本当にそう思いますね。
掛け軸や一輪挿しなど茶室を飾る物が沢山ありますし、敷地内の庭すら茶道への景観として重要ですから、
その一つ一つを極めようとしたら莫大な時間と費用が必要になるんでしょうね。
35 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 10:16:19 ID:7mZI8kwS
>>33 >ここ十年くらいは刺激的というか舌がピリっとくるお茶が増えた
それ農薬か化学調味料の味なんじゃ・・・
36 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 10:18:16 ID:LvjLc25C
中国茶は半醗酵茶でしょ?
日本茶は無醗酵茶。
紅茶は完全発酵茶。
37 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 10:19:07 ID:LvjLc25C
>>33 嗜好品だからねぇ
成り上がりが買いだすと粗悪品が増えるというのは仕方ないかも
踊りながら入れてくれ
出来ればおっさんじゃなく、チャイナドレス着た美女で
40 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 10:42:54 ID:/bOBQbK7
>>33 過去は中国茶より台湾茶のほうがうまかったよ。
基本資本主義だから、うまい茶葉を作ろうとして頑張ってたのがでてたが、
25で書いたように、最近はよく売れるとブームに乗って
粗悪品が出まわるのは同じさ。その粗悪品が中国生産茶葉の台湾茶。
葉の味が違うんだっからばれる。が、ブームに乗って、味も分からない
日本人が買うから、それでも作られる。
ほんと、最近は味落ちたよね。台湾茶も昔のA級位の値段で
昔のD級位の茶葉が売られてるし。
>>36 中国茶は緑茶(ジャスミン茶とか)から
黒茶(プ-アル茶とか)まで発酵度合いは様々だよ。
青茶なら半発酵って言えるが、台湾の東方美人とかは
紅茶として売られるくらいだから発酵はきつい。
抹茶って買ってきて家でも飲むけど、
自分ではお茶をひいたりはそうそうしないよ。
41 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 11:08:54 ID:/bOBQbK7
>>35 日本茶でもアミノ酸(化学調味料・うま味調味料)添加の
お茶あるよね。あれ、不味いよね。
これおいしいと貰ってみたら、アミノ酸添加茶だったことがorz。
いい日本茶はそんなもの添加しないでも美味しいと言いたいし、
うま味が出てるようなよいお茶が飲みたいよね。
>>41 三重県では、それが普通です。
それを知らずに仕入れたお茶屋が大変なことになりました。
だから、静岡の茶商は何があっても仕入れません。
43 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 11:21:54 ID:/bOBQbK7
>>41 ほんとですか。それは失礼しました。
私が貰ったお茶は出雲のほうのお茶でしたが。
それが普通の地方もあるんですね。
45 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2010/06/02(水) 14:45:07 ID:vnt9jPOj
ウリナラのどくだみ茶が、世界最高のお茶ニダ
46 :
肉食うさぎ:2010/06/02(水) 15:28:44 ID:mhyLknlt
(♯`ハ´)<べらんめぇ!我は茶器茶器の北京っ子アル!
玉露を飲ませて貰ったら、昆布茶の味がした。
旨味成分のせいなのかわからんが、気持ち悪くて飲めなかった
自分の味覚の無さを棚に上げて玉露=昆布茶とか言っちゃう奴いるよね〜
でも事実だからな。
>>49 飲みなれないの?
こぶ茶やアミノ酸添加茶は、うま味ばっかり前面に押し出しすぎてて
お茶のお茶の味やお茶のうま味のバランスとして出てくるのとは、
味の感じが違わない?
>>47 私は、かつお梅やアミノ酸添加の梅干しとかが気持ち悪いたちなので
塩気がきついのもあるしで、こぶ茶は地雷です。
ただ、日本茶でうま味すげーってのはあります。それで慣れるとうまいですよ。
51 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:
熊本日日新聞 新生面 12月4日付
平山郁夫氏には、「中庸[ちゅうよう]」を得た人というイメージがあった。
「中正・不易(変わらぬ)」の意で、「足して二で割る」とは正反対の生き方をする
人のことを言う▼原点は広島。15歳で体験した被爆だ。
中略
▼印象的な写真がある。幻の王国・楼蘭。必死でスケッチする夫の傍らで、鉛筆を削る妻。
中国の担当者から許された制限時間は30分。二人三脚で仕上げたスケッチは8枚に上った
(「平山郁夫と玄奘三蔵法師ものがたり」生活の友社)。
享年79。玄奘の帰路の心境だったろうか。
おっさん。
書き出しから知ったかぶり自慰はやめてくれ。虫唾が走る。
中国の核実験は干上がったロプノール湖周辺で、大気圏内核実験はロプノールの北西約百キロなんよ。
楼蘭はロプノール湖の西岸に位置し核実験がバンバンやられたところのすぐそば。
平山が楼蘭に行ったのは1986年。1980年まで大気圏内核実験をやってたんだから残留放射能の危険は
相当なものよ。
ここは人民解放軍の管轄。
中国の担当者というのは軍の関係者だから危険地域ということは承知の上で長時間命を危険に晒して
絵描きに付き合うかよ。
被爆体験の平山が無神経に楼蘭の絵を書くということが異常。
NHKのシルクロード番組と同じで、放射能汚染地域に日本人観光客を呼び込む効果をもたらしたんだ。
なにが、玄奘の帰路の心境かよ。
能天気の心境だろう。
平山の能天気さをもうひとつ。
日本軍が壊したといわれて南京障壁の修復に延べ約二万人の青少年を動員したんだ。
しかも南京大虐殺記念館研修とセットなのがミソ。
城壁を破壊したのは日本軍ではなく文化大革命の中国だったのが、後でばれて右往左往。
中庸じゃなくてただの馬鹿。
おっさん。
もうペンを置けよ。いや折ってしまえ。