偽装結婚さらに数人? 県職員関与のパブ関係者証言 「雇用女性に暗黙ルール」
甲府市内にあるフィリピンパブの女従業員の偽装結婚に関与したとして、
県富士工業技術センター職員の河野正紀容疑者(45)=同市高畑1丁目=が逮捕された事件で、
同じパブで働くほかのフィリピン人女性数人にも偽装結婚の疑いがあることが20日、
パブ関係者への取材で分かった。県警の合同捜査班も同様の情報を把握し、
河野容疑者の関与を含めて調べている。一方、捜査関係者などによると、
河野容疑者は店の鍵を管理し、店の駐車場や住居の名義人にもなっていたという。
合同捜査班は複数の状況証拠から、河野容疑者がパブの実質的な経営者との見方を強めている。
河野容疑者は、ムラナカ・ノーレン・フェルナンデス容疑者(22)=同市中央1丁目=と共謀して昨年1月、
ムラナカ容疑者が日本に長期滞在できるようにするため偽装結婚を考え、甲府市の日本人男性(29)
との婚姻届を提出したとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いが持たれている。
パブ関係者は、ムラナカ容疑者とは別のパブ従業員女性数人について
「フィリピンから入国後、日本人男性と結婚した。
だがフィリピン人同士で暮らすなど、結婚生活の実態はない」などと説明している。
パブでは接客に当たる女性従業員を雇用する際、
「不法滞在者は警察に摘発されるので、偽装を含め日本人と結婚した女性を雇う」
という暗黙のルールがあったという。
パブ関係者などによると、河野容疑者は、パブの帳簿の管理や従業員の雇用などをすべて仕切っていた。
従業員が住んでいるマンションやパブの駐車場は、
河野容疑者名義で賃貸契約が交わされ、店舗についても連帯保証人になっていた。
捜査関係者の話では、河野容疑者の自宅を捜索した際、パブの鍵を押収した。
合同捜査班は、河野容疑者がパブを経営するフィリピン人女性と数年前から親しい間柄で、
この女性の依頼を受けて出店準備に当たり、開店後も毎日店に顔を出すなど、
さまざまな状況から、経営に直接関与していた疑いがあるとみている。
一方、事件の舞台になったパブは、河野容疑者らの逮捕から1週間が経過するが、営業はしていない。
店の入り口には「今回の事件を反省し、新たな店舗づくりを目指していく」という趣旨が書かれた紙が張られている。
ソース:山梨日日新聞 2010年05月21日(金)
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/05/21/2.html 関連スレ
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