【研究】戦後日本の「表象」見れば「保守」が見える〜ソウル大学日本研究所「戦後日本の保守と表象」[04/30]

戦後日本の‘表象’見れば‘保守’が見える
ソン・ジェミン記者

・ソウル大日本研究所「戦後日本の保守と表象」

日本の政治、経済などを論じる時、「日本社会はあまりにも保守的なので…」という話をたびたび聞く。
それは単に極右政治家の妄言、過去史の歪曲のような政治的行動をめぐってする話だけではない。
日本社会に隠れている「日常的な感覚」としての保守主義を意味する。東アジアで日本の右傾化を憂
慮する声は高いが日常の保守的感覚に対する研究は珍しい方だ。

ソウル大日本研究所で出した「戦後日本の保守と表象」(ソウル大出版文化院)は軍事大国化、右傾
化または、極右に連結される保守政治より戦後体制と制度の中で作られた日常の保守的感覚に注
目した研究だ。この共同研究に参加した彼らは日常の保守がどのように作られるのか見るために文
化・芸術や政治的象徴等を見なければならないと話す。それで彼らが分析したものは詩、映画、漫画
作品らだ。彼らはこれを「表象」と呼ぶ。表象は目に見えない「実在」に接近するためにつかまなけれ
ばならない糸口のようなものだ。そういう表象が逆に現実を作ったりもするから表象研究の意味は大
きい。

http://img.khan.co.kr/news/2010/04/30/20100501.01400115000001.01L.jpg
▲沖縄の戦闘に従軍看護婦として出て亡くなった女子高生らを素材にした映画「ひめゆりの塔」の一
場面

中野重治の1929年作「雨の降る品川駅」は昭和日王(天皇)の即位式を控えて日本から追放される朝
鮮人との離別を描いた詩だ。「…あなたたちは雨にぬれてあなたたちを追い出す日本の天皇を思う
/…/彼の髪の毛、彼の狭い額、彼のメガネ、彼のひげ、彼の見るも醜い猫背等を目の前に描いてみ
る/…/朝鮮の男で女であるあなたたち/髪の毛の先、骨の先まで屈しない仲間/日本プロレタリアート
の前盾後盾/行ってそのかちかちと厚いつやつやしていた氷の塊をたたいて破りなさい/…/そしてま
た/海峡を飛び越えて帰ってきて/…/彼の喉首を握りしめて/…/熱い復讐の歓喜の中で泣け笑え。」

この詩は追放される者の日王に向かった憎しみの感情を表わすのを越えて、民族を超越した階級連
帯を通じて日本ナショナリズムの象徴の日王を強く批判して、日王暗殺まで暗示する。だが、戦後改
作されたこの詩では日王に対する描写が消えて、日王暗殺暗示部分も削除されたまま読まれること
になる。日本研究所のソ・ドンジュHK教授は「(戦後的状況で詩の改作は)初出(原作形態の詩)が大
切にした『脱ナショナリズムの指向性』をナショナリズムの文脈の中に矮小化させた」と話す。また「詩
にあらわれた朝鮮人との連帯に対する指向は日王の臣民であるしかない詩人の無謀な試みの産物
であり日王に対する『忠誠』と『反逆』の間でさまよう詩人の分裂的意識を象徴することと再解釈され
ながら一挙に『保守主義』談論の中に抱き込まれた」。
(>>2以降につづく)

ソース：京郷新聞(韓国語) 入力:2010-04-30 17:57:43 修正:2010-05-01 00:05:40
http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201004301757435&code=960100

(>>1のつづき)
http://img.khan.co.kr/news/2010/04/30/20100501.01400115000001.02L.jpg
▲サラリーマン保守主義を表象する漫画、「島課長」「島常務」「島社長」の表紙

「雨の降る…」が帝国主義時期の脱民族主義が戦後に日本民族主義へ変化する保守的表象を見
せるならば、映画「ひめゆりの塔」(1953,1968,1995)は戦後の「反戦平和」のナレーティブ(物語)がど
のように保守意識を美しく飾るのに使われるのか見せてくれる。「ひめゆりの…」は1945年沖縄戦闘
当時、従軍看護婦の役割をして死んでいった沖縄の女子高生123人を素材として書かれた小説が
原作の反戦映画で、何回か改作されて人気の下に放映された。朝鮮人1万人(推定)を含む、10万人
余りが亡くなった沖縄戦闘でとりわけ123人の女子高生の死を素材にしたこの映画が反戦映画の代
表になったことは何を意味するだろうか。カン・テウン光云（クァンウン）大教授は加害者であるより
被害者であることを強調する日本の反戦平和談論でこれを説明する。「『純真無垢』な若い女性の
犠牲を通じて日本の一方的被害が強調されたし、日本が被害をこうむったので『反戦』するという保
守的な『反戦平和』観」の発露であり、「沖縄と本土の対立を隠して、日本が行った戦争という点と日
本の加害性を忘却」させるということだ。

漫画「島課長」は戦後「サラリーマン」保守主義を代表する。この漫画はサラリーマンの人生に対す
る「写実主義」的叙述と視覚イメージ描写で高度成長期に構築された会社中心の権威主義的秩序
を表わす。島課長は海外に配置されて女性たちと性的に関係しながら他者化されたアジアを作った
りもする。ハン・ジョンソン高麗（コリョ）大教授は「サラリーマン保守主義は現実と幻影の間で企業に
帰属する個人の形成を通じてだけ成功することができるという信頼を再生産する」として「同時に管
理された逸脱と遊戯を許容することによって権威主義的社会秩序を現代日本で構造化する」と話す。

民族主義、反戦平和、企業主の他にも戦後日本の保守主義を支えるものは政治において岸信介
総理の「満州」表象(イム・ソンモ延世(ヨンセ)大教授)、日王中心の家族国家論から来た「血縁イデ
オロギー」表象(キム・ボムス・ソウル大BK助教授)、そして平和憲法と米・日同盟という戦後体制解
体後の「国家」表象(チャン・インソン・ソウル大教授)を通じて分析される。日本は「私たちの」中に
入ってきた特別な「他者」だ。自然な質問を一つ。韓国社会の日常化された保守感覚はどんな姿で
あろうか。
(おわり)

朝鮮人の戯れ事

＞中野重治
なんだこのチョン臭い奴は。
で、wiki見たら普通に日本人だった。まあ、共産党員ではあったが。
当時、
「彼の髪の毛、彼の狭い額、彼のメガネ、彼のひげ、彼の見るも醜い猫背等を目の前に描いてみ
る」
こんなこと言うくらいだからどうかしてるとは思うが。

意味が分からん

ノーベル賞1人も取れないわけだ、だって朝鮮人だもの

漫画がソースってｗｗｗｗｗｗ

＞目に見えない「実在」

朝鮮人にはそう言うものが見えないらしいが、日本人には見えるよ。
「恨」の「実在」は疑いない。
「火病」の「実在」も同様。

君たち朝鮮人にだけ見えないのだよ。

＞自然な質問を一つ。韓国社会の日常化された保守感覚はどんな姿であろうか。
自分で記事の中に書いてんじゃん。

＞それは単に極右政治家の妄言、過去史の歪曲のような政治的行動
＞昭和日王(天皇)

この世には韓国中心の歴史しか存在してないと考えてる馬鹿さ加減とか
天皇を「日王」と呼ぶことに拘って、いまだに中華秩序に縛られてるあたりとか。

>ソウル大日本研究所


ｗ

嫌われる行為をする人間を嫌うのは差別ではない。

>日本から追放される朝鮮人との離別を描いた詩だ。
アレ？無理やり連れてこられたんじゃなかったのか？

いろいろ理由を付けて日本文化に囲まれていたいんだな

日本の保守に怯えているものが、常に表徴に保守を見ようとする。

と、国民総極右の韓国人が
自分達に都合良く解釈しておりますｗ

ま、表象研究なんつーもの自体が
東大の表象文化論の受け売りなんだけどね。

日本研究所ってなんだ。
気持ち悪。

ボケチョン　日本国の領土を　侵犯強奪してて、平和主義をかたんな！！　カスチョン＃＃

また分からない事を無理に分かったフリをしてるな。

道徳的に劣った日本人は韓民族に学ぶしかない
そのためには礼節とアジアの秩序を守り、歴史を真摯に反省する必要がある

>>20
道徳的に優れた民族が半世紀以上も内戦を続けるのはなぜ？

はいはい、東アジアってすげー狭いっすねｗはいはい

>>20
韓国の公立学校に「道徳」の時間ってあったっけ？

そもそも、「道徳」なんて高尚な言葉に該当するものが、半島に存在するのか？？？

半島人のいう道徳ってのは、俺が上でお前は下って決めつけるだけ。
納得できる基準も根拠も論理もない。

>>韓国社会の日常化された保守感覚

ことあるごとに「自民族の優秀性」がどうたらこうたら
属国旗を振り回して人の国旗焼いたり
小中華主義から「皇」の呼称を意地でも避けて日王と書いたり

どうみてもこいつら国から民衆からすべて「極右」です
本当にありがとうございました

>>1
＞極右政治家の妄言、過去史の歪曲

これらが目に入った時点でもうまともな事書いてないなって分かるから
読む気ありません

朝鮮人としては、まあまあ視点は良い。というぐらいの研究だな。
サヨな概念を入れてる以上、その偏狭さから抜け出してはいないが、
朝鮮の概念からは抜け出している。
この抜け出している部分が、どうも日本の漫研や映画研のコピーであったり、
サヨのコピーだったりのような気もする。

それが、戦後南鮮の「私たちの」中に入ってきた特別な「他者」なのだろう。
おそらく北鮮の特別な「他者」は少し趣が違うはずだ。

これ読むと韓国人は「保守＝悪」と考えていそうだね。
保守は文字通り「保ち守る（たもち、まもる）」事なのだから。
韓国に文化が残らないのは保守しないからでしょう。

　　　　李氏朝鮮王は中国から「陛下」の呼称を許されず
　　格下の「殿下」しか許されなかった。そこで
　　日本の
天皇陛下まで朝鮮王と同列の「王」と呼びたい訳だが
　　戦前、大正時代は日本が兄で朝鮮が弟という位置づけだった。

>漫画「島課長」は戦後「サラリーマン」保守主義を代表する。この漫画はサラリーマンの人生に対す
>る「写実主義」的叙述と視覚イメージ描写で高度成長期に構築された会社中心の権威主義的秩序
>を表わす。島課長は海外に配置されて女性たちと性的に関係しながら他者化されたアジアを作った
>りもする。ハン・ジョンソン高麗（コリョ）大教授は「サラリーマン保守主義は現実と幻影の間で企業に
>帰属する個人の形成を通じてだけ成功することができるという信頼を再生産する」として「同時に管
>理された逸脱と遊戯を許容することによって権威主義的社会秩序を現代日本で構造化する」と話す。
誰か翻訳してくれ

>>31
島耕作で描かれてるように、華麗で典型的なリーマン生活を送る事
（もしくは日本企業がアジア諸国で侵略するように活躍すること）
が、日本人の中では美徳とされ、価値観として固定化されている。
そこに遊び、余裕はない。

朝鮮人が日本を評して、「権威主義」とは笑える。

朝鮮人社会そのものが、新入生いじめだけの、「実力の無い体育会系」だろ。
インテリと実社会が乖離してるつもりだから平気なんだろうけど。それも悩まないのね。

軍事政権からやっと民主政治になって20年もたたない国が何寝言を言っているのかね。
でも国会では討論より、ハンマーやチェーンソーが幅を利かせているらしいがw

毎日のように日本研究とかいって記事でてるし、
朝鮮人は余程日本が好きなんだね

研究しても若い世代の保守化に歯止めはかからないのにｗ

>>30
それがDNAにまで刻まれてしまったんで、
歴史ドラマじゃ陛下ではなく王様と呼んでいるわけか。
日本も中国に見習っておくべきだったな。

>>1
時間の無駄。

>>29
日本にもいえるけど保守が嫌いだけど「革新」ではないんだよ

朝鮮人って、「保守」の意味を分かってないだろｗ

>>25
日本人を権威主義と指摘するのは、日本人の権威を認めない、認めたくないから「権威主義」だといっている

>>39
「保守点検」が出来ないから軍用機とかが墜落する訳だし。