【韓国】現代グループが構造調整リストへ[04/28]

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1春夏秋冬白發中φ ★
現代 金剛山観光など北朝鮮関連事業の中断や、主力企業である現代商船の業績不振などで経営難に陥っている現代グループに対し、債権団が
財務構造改善約定(以下、財務約定)の締結を検討していることが分かった。

また造船業界では、ソンドン造船やSPPも、造船不況の影響で今年の財務約定候補リストに名前が挙がった。
財務約定とは、経営に問題がある大手企業が、業績改善を目的に銀行側と締結する覚書のことで、強力な構造改革を文書で約束するという性格のものだ。

今年、財務構造評価対象としてリストに名前が挙がったのは41の企業グループで、そのうち10グループが債権団と約定を結ぶとみられている。
債権団は錦湖アシアナ、韓進、東部、ハイニックス、大韓電線、ユジン、愛京の7グループに対しては、昨年締結した財務約定を今年も維持する方針だ。

債権団の関係者は27日、「現代グループはメーンバンクである外換銀行による財務評価で、今後構造調整を行わない場合には深刻な経営不振に陥る
という事前判定結果が出た。来月の初めに構造調整対象となることが正式に決まった場合、5月末には債権団と財務約定を締結しなければならない」
と述べた。その一方でこの関係者は、「現代グループは計量的評価では財務構造に問題があるとされたが、今のところ実際に約定を結ぶかどうかは断言できない」とも付け加えた。

現代グループの財務構造が悪化しているのは、北朝鮮関連事業に巨額の投資を行ってきた上に、実際にこの事業を行う現代峨山を支援してきた
現代商船が、世界的な景気不振の影響で業績不振に陥っているためだ。

現代商船は現代グループ総資産の80%以上を占める屋台骨の企業だが、昨年の売り上げが前年比で20%以上急減したことで、8376億ウォン(約702億円)
もの巨額の赤字を計上した。

現代グループは財務約定締結候補リストに名前が挙がったことに反発しており、対策の準備に追われているという。

■財務構造改善約定

業績不振に陥る可能性があると判断された大手企業グループが、経営改善のためにメーンバンクなどの債権団と締結する覚書のこと。
この約定を締結すれば、子会社の売却や整理、負債の削減など強力な構造改革を実行に移さねばならず、それができない場合には融資が止められ、
グループが解体する可能性もある。

羅志弘(ナ・ジホン)記者
元記事 http://www.chosunonline.com/news/20100428000009
記事入力 : 2010/04/28 08:03:41

依頼 72  2010/04/29(木) 12:02:31 ID:xEtB4pEy