韓国の大韓貿易投資振興公社 (KOTRA) が発刊した「2009年 国家および産業ブランド報告書」によると、価格で評価した韓国商品に対するイメージ水準が、対前年比で3.3%改善し、71.5%となったことが分かった。
これは等しい性能の商品に対して、アメリカ・ドイツ・日本など先進国で作られた商品の価値を100ドルの基準にした場合、韓国製の商品は71.5 ドルで評価されるという意味を持つ。
韓国のメディアはこの話題とともに、KOTRAは国家イメージおよび家電、自動車など6つの産業分野に対する韓国商品イメージ分析結果も公開したと伝えている。
韓国の代表的なイメージとして、外国人たちが最初に思い浮ぶものは「韓国の食べ物」であることが分かった。「韓国の産業は」という問いに対しては、自動車・家電・携帯電話の順で連想されることとも明らかとなった。
企業イメージの分析結果では、サムスンが韓国ブランドであることを知っていた外国人は全体の59.7%だった。その反面、日本のブランドであると答えた外国人が25.9%、中国のブランドと答えた外国人も10.4%だった。また、ソニーが日本のブランドと答えた回答者は83.9%だった。
一方、この報告書では「サムスンが韓国ブランドであることを知っていると答えた人ほど、韓国のイメージと製品に対する選好度が高いことが明らかになっている」とし、優良企業のブランド価値が国家のブランド価値を高めるために、重要な役割を果たすと分析している。
今回の調査を行ったキム・サンムク氏は「韓国の国家と企業のブランドに対するイメージが、外国人の商品選択に大きな影響をもたらすことが明らかになった。間違った知識や、否定的なイメージを改善するための迅速な対応が必要だ」との見解を発表している。
■ソース
世界の26%の人々、韓国のサムスンは日本のブランドと誤解−韓国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0426&f=national_0426_016.shtml ■関連
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