- 重症患者の治療に成功 鳥インフルで日越チーム -
日本の国立国際医療研究センターと、ベトナムの国立バクマイ病院との
共同研究チームが、鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染した重症患者
に日本側提案の治療方法を適用して救命に成功、ハノイの同病院で2日、
回復した患者の退院記念式典が行われた。
研究チームは3月10日に同病院に入院した市内の女性グエン・ティ・トゥー・トゥイさん
(24)に、感染初期段階で抗ウイルス剤を投与し、血液浄化療法なども適用した。
別の女性(17)の治療にも成功した。
式典には研究チームのリーダーを務める工藤宏一郎氏ら、日本、ベトナム両国の
医療関係者らが出席。トゥイさんは「(日常)生活に戻れるようになりうれしい。本当に
幸運だと思う」と話した。(共同)
ソース : 共同 2010.4.2 20:27
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100402/asi1004022027002-n1.htm