【シンガポール共同】ラオス政府がメコン川流域のインフラ整備資金を調達するため、
年内にも8千万ドル(約75億円)規模のタイ・バーツ建て債券を発行することが1日分かった。
ラオスが外債を発行するのは初めて。日本が主導してきたアジア債券市場構想が、
東南アジア諸国連合(ASEAN)の中で後発のラオスにも広がる。
国際金融筋によると、アジア開発銀行(ADB)が債券発行の枠組みを設計するなど支援。
大規模な経済開発が検討されているメコン川流域で、道路などを建設する資金に充てる。
具体的には、金融市場が比較的発達している隣国タイに債券発行体を設立し、
バーツ建てで発行、投資家に購入してもらう。
ラオス政府が、国営タイ電力公社(EGAT)に電力供給しているラオスの水力発電事業者
から将来的に受け取ることになっている発電所使用料を担保とする。
債券の償還期間は7〜15年間。最高位の「トリプルA」の格付けを得られるように、
タイ輸出入銀行が保証することも検討している。
ソース 共同通信 2010/04/01 19:14
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010040101000675.html 関連スレ
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