【中豪】 産業スパイと収賄罪でリオ・ティント社員４人に懲役判決。本社は有罪判決の４人を解雇発表 [03/29]

　【上海＝下原口徹】上海市第一中級人民法院は29日午後、
中国の鉄鋼メーカーの機密を不正に手に入れたなどとして産業スパイと収賄罪に問われた
英豪資源大手のリオ・ティントの上海駐在責任者で豪国籍のスターン・フー被告に対し、
懲役10年と財産没収・罰金100万元（約1354万円）、中国籍社員３人に対し、
懲役７〜14年、財産没収・罰金70万〜520万元を命じる判決を言い渡した。

　判決によると、フー被告は2003年〜09年の間、中国企業との鉄鉱石仕入れ交渉に関し、
中国企業から646万元のわいろを受け取った。ほかの３人も同じ期間に378万元〜7514万元
のわいろを受け取った。

　判決によると、４人とも不正な手段で中国企業から商業機密を盗む経済スパイ活動により、
中国の鉄鋼メーカーが高値で鉄鉱石を買わざるを得なくなり、巨額の被害を与えた。
09年の半年間だけでも中国企業20余社は10億1800万元をリオに先払いし、
利子だけでも1170万元の被害を与えたとしている。

　４人の公判は収賄容疑は公開、産業スパイ事件は非公開とされたが、
一部中国メディア以外の報道陣の傍聴は認められなかった。
公判を傍聴したトム・コナー駐上海豪州総領事は退廷後、
記者団に対し、４人の判決文を読み上げただけでコメントをしなかった。

　中国の鉄鋼メーカーはリオなど資源大手と今年の鉄鉱石の価格交渉を始めており、
今回の判決が交渉の行方にも微妙な影響を与える可能性もある。


ソース　日経新聞　2010/3/29 16:48
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0EBE2E0888DE0EBE2E1E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2

関連ソース
リオ・ティント、有罪判決の社員４人解雇
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0EBE2E1958DE0EBE2E1E0E2E3E29494E0E2E2E2

解雇はおかしい。

中共にはめられたのに、なんで解雇なの？