餓死の東北虎、政府の補助金欲しさに「故意?」−遼寧
絶滅も危惧される東北虎11 頭をはじめ30頭もの動物が餓死した
中国遼寧省の瀋陽森林野生動物園の問題について、瀋陽市政府は14日、
記者会見を開き、700万元(約9100万円)を政府が拠出し、生存している
東北虎の保護を図るとともに、動物園の正常な運営を補助していく方針
を示した。一方で、“動物園の実態を良く知るスタッフ” の話として、
「故意に東北虎を餓死させて、政府から資金を引き出させるのが目的だった」
のではないかなどの話が、中国のインターネットで広がっている。
今回発表された政府の補助金700万元のうち、500万元を東北虎含む動物の
保護に充て、200万元を動物園の正常な管理・保護のための資金にするという。
事件後、市政府は調査グループを組織して人員をすでに動物園に常駐させている。
動物園内の動物の保護も進めているという。
経営不振で餌不足に陥り、餓死に至ったとされる今回の事件。しかし、関係者からは、
「この動物園の収益状況は悪くなかった。今回餓死したトラたちの一部は、
政府から金を出させるための犠牲になった」と発言をしているという。一部情報では、
通年の動物園の来場者からの収入が1200−2000万元とされ、政府からの補助金も
毎年200万元あったという。通年の動物の餌代は1000万元とも言われ、
確かに通常に運営されていれば、少なくとも今回のような餓死という状況は想定しづらい。
しかも、従業員の給料未払いも続いているという。一部報道によれば、
18カ月支払が行われていない。
しかも、従業員が飼育していた虎に噛まれるという事故が2009年後半に発生しており、
それ以来動物園は閉鎖されていたが、その期間中、1.8万元が政府からの補助金
として支給されていた。
事実はまだ不明な点が多い。動物園のオーナーは事件以来姿を消していたが、
14日になって動物園の食堂で従業員を集めて緊急集会を行ったという。
その場でオーナーは謝罪し、一日も早い動物園の運営再開、未払い給料問題の解決を誓ったという。
今後政府の調査含めて、早期の原因究明に期待がかかっている。(編集担当:鈴木義純)
ソース:2010/03/15(月) 15:38:25 [サーチナ]
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0315&f=national_0315_023.shtml 関連スレ
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