【日柬】 TVのチャリティーで建てた学校が廃校寸前? 〜カンボジア小学校の現実 [02/23]

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1憂哀φ ★
「もう廃校寸前!?」島田紳助『行列』チャリティーのカンボジア小学校の現実

「『日テレ行列のできる法律相談』美談のカンボジア小学校は荒れ果てた」
(「週刊文春」2月25日号)

(中略)

島田紳助が司会で人気の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)が一昨年、チャリティー
企画でカンボジアに小学校を建設した。番組ではその後も、学校が順調に運営されている様子
を放送してきたが、日本のNPO団体が"アポなし"でこの小学校を訪れたところ、「番組では
定期的な食料支給や飲料水の確保などが実現したと紹介されたのですが、実際は、食料支給
は滞り、水は20キロ先まで汲みに行くような有様です」(「NPO法人 アジア交流協会」〈前橋市〉
の石川正安理事長)

浄水器や井戸は壊れ、浄水器の中には蟻やサソリが何匹もいたという。さらに昨年放送された
なかには、やらせまがいのことまであったと指摘している。

クルマを用意して子どもたちが相乗りする場面がそれで、小林麻央が子どもたちに手渡した
ハーモニカは、生活費のために、親が売ってしまっていた。

石川氏はこう忠告している。

「学校を建設すること自体は素晴らしいと思いますが、予定通り運営されているか定期的に監視
する必要があります。(中略)このままでは数年後には廃校になってしまうことが予想されます」

しばしば、ODAなどの海外援助物資が、必要としている人たちには届かず、政府が横取りして
しまうケースが指摘される。日本はカネや物資は出すが、そのフォローをしないと、国際社会から
批判されてもいる。仏作って魂入れずでは、何のための「善意」か。

(以下略)

ソース:日刊サイゾー
http://www.cyzo.com/2010/02/post_3945.html


+α情報
>「カンボジアでは、なぜ日本は学校ばかり建てるのかと不興なんですよ」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20091130/210916/?P=3