王子製紙、インドネシアの植林事業に出資
王子製紙は、インドネシアで合板、植林、用紙などの事業を展開するコリンドグループから、
同グループが保有する植林事業会社、PT. Korintiga Hutani(KTH)の株式34.34%を取得する
契約を締結した。出資は2月末を予定。
KTHへの出資は、製紙用チップの安定的な調達と、コリンドグループと共同で合板・製材などの
総合林産事業を展開することが目的。国際的な環境管理基準や森林認証制度を導入し、
荒廃地の森林再生や生物多様性への配慮によって森林の減少や劣化を防ぐ。
KTHは、中央カリマンタン州で1998年に同国林業省から産業植林の事業権を取得し、
約6万2000haの植林を実施。事業許可面積は保全エリアを含み9万8000ha。
ユーカリやアカシアを植栽している。
王子製紙グループは、ニュージーランド、オーストラリア、ベトナム、中国、ラオスなどで
植林事業を展開し、これまでに約20万haの植林を実施。今回のインドネシアを加え、
さらに原材料の安定確保と環境貢献を進めていく。(日経BP環境経営フォーラム)
ECO JAPAN(日経BP) 2010年02月23日
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20100222/103268/ ※依頼ありました(依頼スレ124、
>>765)