冬季五輪「フィギュアの女王」キム・ヨナ(20、高麗大)がリンクを蹴って舞う。
着氷の瞬間、雷のような拍手が湧き起こる。
キム・ヨナは24日(日本時間)から始まる女子の競技を控え、競技場である
バンクーバー・パシフィックコロシアムで毎日午前、実戦練習中だ。
練習であるだけだが、雰囲気は大会当日のようだ。21日に続き、22日にも
観衆席は3分の2ほど埋まり、各国取材陣も押しかけている。観覧は有料だ。
およそ30カナダドル。バイアスロンとクロスカントリースキー入場券(25カナダドル・B席基準)
より高いが、正常のフィギュアスターを見るためにファンは財布を開いている。
セッションごとに6人の選手が一度にリンクに出るが、観衆の目はキム・ヨナに集まる。
キム・ヨナがジャンプやスピン演技をすると大きな歓声が上がる。
キム・ヨナは実戦を彷彿させる演技で2日間、適応訓練を終えた。
ブライアン・オーサーコーチ(カナダ)は「目標は当然、金メダルだ。
ヨナはすべての用意ができている」と自信をのぞかせた。
続いて「私の役割はヨナに情熱を吹きこんでモチベーションを与えること」
と付け加えた。オーサーコーチはキム・ヨナの人気を問う外国の取材陣に
向けて「ダイアナ皇太子妃とともに旅行するような感じ」と笑った。
ソース:中央日報(02/23 11:40)
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=126504&servcode=600§code=670