【中国】中国が国版「環境報告書」を公表、予想超え進む水質汚染と企業加担[02/22]

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1はらぺこφ ★
57万人動員し11億件の資料を収集 「政治とカネ」の報道が溢れかえったことで日本ではあまり報じられな
かったが、中国は2010年の2月上旬に同国としては非常に包括的、かつ透明性でも前進したと思われる環境報告書
を公表した。これを詳しく報道した米国のメディアなどによると、この報告書は、「2年の歳月をかけ、57万人
の調査員を動員し、工場・農場・家庭など公害発生源600万カ所から11億件の膨大な資料を集めて作成」した
ものと言われる。中国で同種の報告書が次回に出てくるのは10年後の2020年だというから、今まで中国で発表
された各種の報告書とは規模と権威が違うものだということだろう。

だからだろうが、ウォール・ストリート・ジャーナルはこれを「China's first official nationwide census of pollution sources」
(中国で最初の全国的汚染源調査)と紹介しているが、そこで明らかになったのは、「予想以上に進む中国の
水質汚染」と「中国の企業が想像以上に環境汚染に加担している現状」だった。

報告書は中国政府の環境保護を担当する部局の副長であるZhang Lijun氏が記者会見まで開催して明らかにし
たもの。この会見の席で同氏は以下のような点を明らかにした。

1.川、湖沼など中国の水源に投棄された汚染源の量は、2007年に3030万メートルトンに達した。これは2年前に
 公表された同年での汚染源投棄推測量1380万メートルトンの2倍以上に及ぶ。中国政府は前回の報告書発表
 時には、「水質汚染は2007年の場合、前年より3%減少した」と発表していた。

2.これまでの調査に比しての水質汚染源の大幅増加は、「アンモニアなど化学物質をたっぷり含んだ農場から
 の廃液、汚水の河川への流入」を新たに統計に取り入れたことによる。こうした化学物質は、食料生産を革
 命的に増やした肥料や殺虫剤の中に含まれているが、問題は多くの農民が小規模農場で過った使い方をした
 結果、有害な化学物質として河川に流入した。今回の調査では、これらをこまめに拾った。

3.中国の水資源が自浄能力を発揮できる汚染量は年間700万メートルトンと推定されており、2007年で3000万
 トンを超える規模に達している汚染は中国が早急に水資源汚染のレベルを引き下げ、水質の浄化に努めなけ
 ればならないことを証明している。

4.水質汚染のみならず、中国の2007年の危険物を含む産業廃棄物(鉱山や製鉄工場から出される)の総排出量
 は、4914万トンで、これは従来同年の産業廃棄物排出量として発表されていた数字の3倍に達する。

>>2,3に続きます

日経BP社 2010/02/18
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/column/itou/65/
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/column/itou/65/02.shtml
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/column/itou/65/03.shtml

写真:伊藤 洋一 氏
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/column/itou/65/img/Itou_Yoichi.jpg

関連スレ
【中国】環境汚染すでにピークか、初の汚染源調査が終了―中国 [02/11]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1265887757/
2はらぺこφ ★:2010/02/22(月) 13:04:46 ID:???
多くの農家がかかわる水質汚染 都合の悪いことは何でも隠したがる中国で、こうした詳細で、具体的な数字
を明確に示した報告書が発表されたこと自体が驚きだ。従来の、数字が違っている発表の存在を十分知りなが
ら、そこで公表された数字をはるかに上回る汚染量を政府自らが明らかにした今回の報告書は、ある意味で中国
政府の環境問題に対する今後の取り組みに期待を抱かせるものだ。それゆえに、国外ばかりでなく国内からも
今回の報告書に関しては「問題認識の第一歩」とか、「今後の対策に繋(つな)がるもの」との意見が聞かれる。

しかし報告書が出たからと言って、中国が水質汚染の改善や引き下げに大きく舵(かじ)を切るのかどうか、
または切れるのかどうかについては極めて疑問だ。

第一に、中国の河川、湖沼の汚染には実に多くの農家がかかわっていることが明らかになった点。それまでの
調査と今回の調査の差は、主に農業分野から出てきた水質汚染の結果だと考えられる。農薬の過剰な使用、
それぞれの農薬や化学肥料の仕様書が読めない故の間違った使用(分量や使用場所)などなど。農家は中国
における水質汚染の被害者である一方で、加害者であるという実態が、この報告書で浮き彫りになっている。
インドほどではないが、中国では依然として田舎の農民の中には文字を読めない人が多い。そうした農民は、
なかなか正しい農薬の使用が出来ない。業者にだまされて余分に使わされているケースもあるだろう。

次には、国全体の目標体系である。官吏が中国の政治のラダー(階段)を上るうえにおいて何よりも重視する
のは、「他の地域・省を上回る成長が出来たかどうか」である。中国の各地方の官吏はこの実績作りにしのぎ
を削る。なぜなら、それが出世に繋がるからだ。「河川や湖沼の水質改善」は地方官吏の目標体系には全く
入っていないケースが多い。

中央での出世を急ぎ、「成長」をてっとり早くものにしようと思えば、各地方や省政府は、「成長」をまず何
よりも優先しようとするし、実際にそうなっている。中国は各地方が「高成長」をアピールするために平気で
統計までいじるお国柄だ。住民が水質汚染の悪化を問題にし、多少の抗議活動をしたにしても、「(自分の出世
を大事にするなら)汚染などどうでもよい」という判断になる。筆者は、東欧や中国北部など旧社会主義国で山
と積まれたゴミを見てきたし、最近でもロシアの太平洋沿海部のウラジオストク近郊にあるゴミの山に関する
報道をテレビで見たが、目標体系の中に「環境」とか「消費者」が入っていない国で環境政策の推進を図るの
は容易なことではないのだ。

>>3に続きます
3はらぺこφ ★:2010/02/22(月) 13:05:01 ID:???
ということは、中国が今回の報告書で示されたような国土の極めて深刻な汚染に本気で取り組むには、国の、
または官吏登用の目標体系に環境問題への対処を組み込む必要があると言うことだろう。しかし、依然として
「貧困克服」が大きな国家的テーマである中国にあっては、「環境への取り組み」の目標体系化は極めて難しい。
とりあえず現状の酷(ひど)さを公表し、認識したことは評価できるが、それが改善に繋がる見通しが遠いこ
とが中国の抱える問題だと言えよう。

報じられているように、中国の汚染が構造的で、広範なものであることへの国民の怒りは高じている。汚染進行
は地方官吏の腐敗・汚職と並んで非常に大きな社会不安の一因となっていて、各地で捧持(ほうじ)される
騒動、暴動、騒擾(そうじょう)のかなりの部分は環境問題の深刻化を背景とする。ただ現状を認識するため
に報告書をまとめる時期から、中国が早く脱してくれることを希望する。この手の大規模な調査は2020年に
次回が行われる予定だそうだが、10年置きでは少ないだろう。

せめて5年おきくらいに実施し、中国が国全体として汚染の度合いを確認して欲しいものだ。そうすれば、国民
の環境への関心ももっと高まる。


伊藤 洋一 氏 (いとう よういち)

1950年長野県生まれ。現在、住信基礎研究所主席研究員。金融市場からマクロ経済、特にデジタル経済を
専門とする。筆者HPは (アドレス割愛)

幻冬舎の月刊誌『ゲーテ』、共同通信社、『日経ビジネス』などに書評、エッセイ、評論などを定期寄稿。
著書に最新刊として『ITとカースト:インド・成長の秘密と苦悩』(日本経済新聞出版社)、『カウンター
から日本が見える』(新潮新書2006年)。その他『上品で美しい国家』(ビジネス社 2006年)、『スピード
の経済』(日本経済新聞社 1997年)、『ビッグバン時代のネット活用術』(東洋経済新報社 1998年)、
『グリーンスパンは神様か』(TBSブリタニカ 2001年)。訳書に『グリーンスパンの魔術』(日本経済新聞社
 2000年)『欧州の挑戦』(時事通信社 1992年)など。

現在出演中の番組は、テレビ朝日「やじうまプラス×2」(毎週木曜日朝6時)、関西テレビ「ニュース・
アンカー」(毎週火曜日、番組は午後5時から)、テレビ東京「ワールド・ビジネス・サテライト」(土曜日、
月1回程度)、TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ」(毎週金曜日朝7時台)、ラジオNIKKEIの「Roundup World Now」、
「Asia today」、「マーケット・トレンド」など。

以上です
4<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/02/22(月) 13:05:11 ID:JeRjdyBS
おめらは笑うんだ
ぶらっくめーそんしょうめつだぞ
きゃははは
歴史は繰り返すとね
のこりは、やっちまえばいいね

だたいよ、おれ、左の人間だ

こいつらきえてもきにしないけどな

なんかよ、朝鮮いってるだろ、意味不明

ばかじゃないかよ、なんでもいいけどな、けすぞ

嘘つき、ぶらっくめーそん
ばいばいー
ぶらっくめーそん 、きえたけど、仲良くなんて、いわないぞ
うそつきなんだよな、こいつらさ、昔からよ

消えたし、絶対こうだよ、見てね^^¥

YouTube
新機動戦記ガンダムW---ending

おめらよ、いいのか?
うちゅうのにんげんをすべてけせだろ ,いいぜよ
うちゅういっていきがるなよ、おめえらさ、きえたがな^^¥
5♂40歳既婚自営:2010/02/22(月) 13:11:10 ID:GQcr3Fbu
支那の数字は摩訶不思議だからな

どうせ噓なんだろ?
6<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/02/22(月) 13:13:05 ID:NlW/1+Qj
まあ、きちんと現状認識しようという姿勢は正しいんだが。
7<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/02/22(月) 13:13:10 ID:AVuLzF5p
進出してきた外国企業が悪いアル
8<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/02/22(月) 13:14:17 ID:RWVang7t
一党独裁の政権下で、当局にとって本当に都合の悪いものなんて書けるわけがない。
つまり、この数字より状況はもっと…おっと、誰か来たようだ
9<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/02/22(月) 13:19:19 ID:WDx2IEr6
まぁそう言っても排出枠を他の国に売って稼いでますよね。
10<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/02/22(月) 13:20:43 ID:ZvvqDUxr
>公害発生源600万カ所から11億件の膨大な資料を集めて作成


  いつも思うことやけど、数さえ多ければいいと思っているように見える。

  そしてその数が、時間の経過で増える。幾何級数的に増える。以降の調査があったのかどうか不明のままなのに、

  増えていく。不思議というしかない。この600万か所も、そのうち、1000万か所になり・・・・・・。
11369:2010/02/22(月) 13:26:28 ID:JgV5IR8W
お金がないです、恵んでください。今日は新年会です。見ざる聞かざる言わざる
です。
12<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/02/22(月) 13:43:56 ID:y4p/H+RK
中国の最悪の輸出品=数字   

本当の数字は金で売られる そんで発表禁止だしな。
13<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/02/22(月) 16:02:27 ID:Cqyc8KVk
人間が住めなくなるまで世界の工場の役目を果たせ!
日本に来るなよ。
14<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/02/22(月) 17:59:55 ID:txvdGJDl
メートルトンって聞きなれない単位だなと思って調べたら、
英米はそれぞれ別のトンを使ってやがんのね。
15<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/02/22(月) 18:26:41 ID:SsBjTHO1
汚染が進んで絶滅してください。
中国など必要ない。
そうすればまた生産は日本国内に戻り内需型の経済に戻る。
100円均一の商品と引き替えに、日本の雇用は失われた。
生産工場を日本に取り戻そう。
便利さと安価さは代償なしにはあり得ない。不便で高価だからこそ人々は物を大切にするし、生産も雇用も確保出来るんだ。
工場を日本に取り戻そう!!
MADE IN JAPANを買おう
MADE IN CHINA を不買しよう
16<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/02/22(月) 18:42:23 ID:UpjXctxF
大事なのはある程度の規模の企業やNGOなら個別の測定が可能で、
この報告書と比較検証できるって事。

計測手法と地点を公表できないならその段階で意味のない報告書。
仮に報告書の値が多数大きくずれてたら改竄された意味のない報告書、
数点ずれたなら環境状況が大きく変わったことになる。
17<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/02/22(月) 20:08:18 ID:46yloZBq
まあ、取水してる水が汚染されてくると工場を上流に移転させるっていう支那人の

性質を変えない限り、汚染はとまらんな。
18<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/02/22(月) 20:15:42 ID:K//AXffe
公害で中国人が多数死ねば、問題も軽減するんじゃねーの
農薬を使う農家が公害で死ぬというんだろ?ww
19<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/02/22(月) 20:37:51 ID:BqrHeHE8
汚染に加担した中国企業は、共産党幹部に賄賂でも贈っておけば「何も無かった事」にしてもらえます。
20<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/03/03(水) 10:09:35 ID:zkhKoZGy
熊本日日新聞 新生面 12月4日付

平山郁夫氏には、「中庸[ちゅうよう]」を得た人というイメージがあった。
「中正・不易(変わらぬ)」の意で、「足して二で割る」とは正反対の生き方をする
人のことを言う▼原点は広島。15歳で体験した被爆だ。
中略
▼印象的な写真がある。幻の王国・楼蘭。必死でスケッチする夫の傍らで、鉛筆を削る妻。
中国の担当者から許された制限時間は30分。二人三脚で仕上げたスケッチは8枚に上った
(「平山郁夫と玄奘三蔵法師ものがたり」生活の友社)。
享年79。玄奘の帰路の心境だったろうか。

おっさん。
書き出しから知ったかぶり自慰はやめてくれ。虫唾が走る。
中国の核実験は干上がったロプノール湖周辺で、大気圏内核実験はロプノールの北西約百キロなんよ。
楼蘭はロプノール湖の西岸に位置し核実験がバンバンやられたところのすぐそば。
平山が楼蘭に行ったのは1986年。1980年まで大気圏内核実験をやってたんだから残留放射能の
危険は相当なものよ。
ここは人民解放軍の管轄。
中国の担当者というのは軍の関係者だから危険地域ということは承知の上で長時間命を危険に晒して
絵描きに付き合うかよ。
被爆体験の平山が無神経に楼蘭の絵を書くということが異常。
NHKのシルクロード番組と同じで、放射能汚染地域に日本人観光客を呼び込む効果をもたらしたんだ。
なにが、玄奘の帰路の心境かよ。
能天気の心境だろう。
平山の能天気さをもうひとつ。
日本軍が壊したといわれて南京障壁の修復に延べ約二万人の青少年を動員したんだ。
しかも南京大虐殺記念館研修とセットなのがミソ。
城壁を破壊したのは日本軍ではなく文化大革命の中国だったのが、後でばれて右往左往。
中庸じゃなくてただの馬鹿。
おっさん。
もうペンを置けよ。いや折ってしまえ。




21<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/03/03(水) 15:30:52 ID:uAz3YY+I
>>13
心配ない。中国人は環境に合わせて体質を変える。

大腸菌も、抵抗力のない人には毒だけど、
少しずつ、毎日微量に摂取すると、身体が馴れて
大腸菌を含む食物を食べても平気になります。

この場合は免疫というより耐性ね。
モチロン耐性のできなかった中国人は死滅していくが、
生き残った中国人はどんどん悪環境でも、活きていける
中国人を産み続ける。

そして全ての人間が生きていけない汚染された世界で、
耐性をもった中国人とネズミとゴキブリが繁殖していきます。
22<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/03/03(水) 15:34:55 ID:uAz3YY+I
>>18
中国の農家は死なないよ。

それを食べた日本人の一般家庭や
アメリカの犬、ヌコ達が死んでいくだけです。

温室育ちの生物は
毒物にたいしてまったく抵抗力がないからね。
23<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/03/08(月) 22:38:01 ID:unrFU2/o
ちがうよ
日本にたかるデータは大きいほうがいいの
24<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2010/03/08(月) 23:06:32 ID:qeavm9PI
どうやって調べたんだろうな?
川の水を100人に飲ませて何人生き残るか、とか?
25<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん
>>24
そりゃ毒の威力を計る方法w

ふつうはマウスやラット使うが。