キムチ貿易が4年ぶり黒字に、原産地表示制の施行で
【ソウル7日聯合ニュース】農林水産食品部と農水産物流通公社(aT)が7日に明らかにしたところによると、
昨年のキムチ輸出額は8938万6000ドル(約79億8842万円)、輸入額は6633万5000ドルで、
2305万1000ドルの黒字を計上した。物量では輸出量が2万8505トン、輸入量が14万8124トンで
輸入がはるかに多かったが、国産の輸出価格が高かったために黒字となった。前年と比べると、
輸出額は4.8%増加した一方、輸入額は41.1%減少した。
最大輸出相手国は昨年も日本で、7762万2000ドルを輸出した。次いで米国(226万9000ドル)、
台湾(195万1000ドル)、香港(138万ドル)、ニュージーランド(94万6000ドル)の順。
一方、輸入キムチはほぼ全量が中国産だった。
キムチは一時は1億ドル以上を売り上げ、輸出に大きく貢献していたが、2005年末に中国産キムチから
寄生虫の卵が検出されたことを受け、2006年から貿易収支が赤字に転じた。2008年末にキムチに対する
飲食店の原産地表示制が施行され、中国産キムチの需要が大きく減ったことから、昨年は4年ぶりの
黒字転換を果たした。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2010/02/07/0500000000AJP20100207001300882.HTML