盗難車解体の拠点摘発 外国人窃盗団、全容解明へ 栃木
全国的に外国人窃盗団による重機やトラクター、ワゴン車などの車両盗が多発する中、
栃木県警が、盗難車を保管・解体するための拠点として使われる「ヤード」と呼ばれる
作業場を栃木市内で発見、車両の解体作業をしていたベトナム人の男3人を
逮捕していたことが13日、県警への取材で分かった。
ヤードをめぐっては、兵庫県などでも外国人車両窃盗団の大規模アジトとして使われていたとして、
摘発されている。県警では、今回確認したヤードでも、県内や埼玉、茨城などから重機が持ち込まれ、
盗品と分からないように解体されていたとみており、組織的な窃盗団の関与が浮かび上がった。
栃木署は昨年11月、栃木市内のヤードで解体作業をしていた25〜38歳のベトナム人の男3人を
盗品等保管容疑で逮捕した。しかし、男らは同12月、盗難車と知らずに作業していたとされ、
窃盗事件との関与が薄いとして、不起訴処分(嫌疑不十分)となっている。
ヤードの存在が浮かんだのは昨年秋。「盗品のショベルカーが栃木にとどまっている」との埼玉県警
からの連絡がきっかけだった。同県内で盗まれたパワーショベルに搭載されたGPS機器から、
栃木市内に盗難車があることが確認され、栃木県警はヤードを突き止めた。
ヤードは大平町境にある農地にあり、高さ数メートルの金属板で囲まれている。周辺には解体業者が散在し、
外国人労働者も多く、近隣住民は「昨年春ごろから、外国人労働者やトラックが出入りするようになった。
昼夜問わず作業をしていたが中で何をしていたか分からなかった」と話す。
県内でも昨年、重機やトラクターを中心に盗難が相次いだ。県警によると、昨年の自動車盗の
認知件数は674件で前年比150件増。中でもパワーショベルなどの建設用車両は71件(同25件増)、
トラクターなどの特殊車両は48件(同24件増)と急増した。
県警では、近隣県警との合同捜査や関係機関との連携で、組織的な犯行の実態解明と摘発を進めている。
昨年11月には、栃木、埼玉、茨城、群馬の4県で100県近くのトラクター盗にかかわったとして、
ベトナム人の男2人を逮捕している。しかし、県警幹部は「窃盗団は盗む組織、解体する組織、
輸出する組織などに細分化されており、実行犯を捕まえても全容解明は難しい」と話す。
ソース:MSN産経ニュース 2010.1.14 02:25
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/100114/tcg1001140225000-n1.htm 関連スレ
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