厳しい寒さによる各種事故が続いています。
地下鉄のドアが開かれたまま運行されたり、変圧器の過負荷による停電で住民は寒さに震えました。
キム・ヨンミン記者がリポートします。
リポート
昨日夕方 6時30分頃、軍浦(クンポ)発・九老(クロ)行のソウル地下鉄 1号線。厳しい寒さにドアが故障し、
閉まらないまま運行されました。仮留めにシートを掛けましたが、危なくてしょうがないです。
インタビュー:
ミン・ヨンミさん(乗客)「ドアが閉まらなくて、雪がそのまま列車の中に入ってきて、外よりもっと寒かった
です。とても恐ろしかったです」
このような地下鉄の故障で列車の運行が遅れ、市民は駅で 1時間以上列車を待つという不便を経験しました
厳しい寒さの中、停電事故も相次ぎました。
ソウル市上一洞(サンイルドン)のアパートでは、電熱器の使用量が増えたために変圧器が故障し、突然
電気が切られました。
夜7時から深夜12時まで続いた停電で、80世帯の住民はボイラーと電熱器具が使えなくなり、寒さに震えました。
インタビュー
キム・ジョンスさん(アパート住民)
「電気が使えないので、ネボク(発熱インナー)2着にコートまで着込まなければならない状態です。眠れる
かどうか分かりません」
光州広域市月産洞(ウォルサンドン)の住宅街でも、今朝の夜明け頃に高圧線が切れて停電し、住民は不便を
経験しました。
ソウル上水洞(サンスドン)の駐車場では、 40代のヤン某氏が車中で死んだまま発見されました。警察は、
出勤前に車の中でしばらく休もうと思ったヤン氏がポータブル暖炉を使いガス中毒で死亡したと見ています。
昨夜 11時50分頃、ソウル市中渓洞(チュンゲドン)の道路を走行していた自動車から突然炎が上がりました。
警察はエンジン過熱で火が起こったと推測しています。
KBS ニュース、キム・ヨンミンでした。.
KBSNEWS(韓国語) 2010/01/06
http://news.kbs.co.kr/society/2010/01/06/2022899.html 写真
http://newsimg.kbs.co.kr/data/news/2010/01/06/2022899_50.jpg