プロ野球ヒーローズの加入金問題が解決され、3選手のトレードが相次いで成立した。
ヒーローズは30日、左腕のチャン・ウォンサム投手との交換で、サムスンのパク・ソンフン、
キム・サンス両投手と20億ウォン(約1億6000万円)を獲得するトレードが成立したと発表した。
加えて左腕のイ・ヒョンスンとの交換で、斗山のクム・ミンチョル、キム・サンス両投手、
10億ウォン(約8000万円)を獲得するトレードも成立した。韓国野球委員会(KBO)は同日、
ヒーローズがさらに金銭トレードを行わないのを条件にこれらのトレードを認めた。
また17日に発表された李宅根(イ・テックン)外野手とLGの2選手プラス25億ウォン(約2億円)
のトレードも認めた。これでヒーローズは、投打の中心選手3人を放出し、
ヒーローズは55億ウォン(約4億4000万円)と5選手を獲得した。
チャン・ウォンサムとイ・ヒョンスンのトレードは既に知られていた。
ただサムスンからキム・サンス、斗山からクム・ミンチョル加わったのは意外だった。
結局チャン・ウォンサムは1年でサムスンに復帰することになった。
一方、同日行われたKBO理事会では、ヒーローズの加入金納付を認め、
その振り分けについて決定した。ヒーローズの補償金は斗山とLGにそれぞれ
27億ウォン(約2億1000万円)支給し、両球団は野球発展基金としてKBOに
5億ウォン(約4000万円)を納めることで合意した。
またSKは、現代により本拠地が侵害された補償金として20億ウォン(約1億6000万円)を
受け取り、野球発展基金4億ウォン(約3200万円)を納める。またKBO は、来季の公式戦
の日程を発表した。公式戦は開幕日の3月27から133試合行い、オールスター戦は7月24日
に大邱球場で行う。
高錫泰(コ・ソクテ)記者
ソース:朝鮮日報(12/31 08:12)
http://www.chosunonline.com/news/20091231000004 http://file.chosunonline.com//article/2009/12/31/858483512367567364.jpg