20日、ソウル泰陵(テルン)室内スケート場で開かれた全国男女フィギュアスケート児童大会。
12歳のキム・ヘジン(京畿道果川市クァンムン小)の演技が終わった後、スケート場がざわめいた。
約4分間の演技で、キム・ヘジンはトリプルフリップをはじめ、トリプルループ、トリプルルッツ、
トリプルトーループ、トリプルサルコーを次々と決めた。成人選手でも難しい「トリプル5種」(6種類の
ジャンプのうちトリプルアクセル除く)ジャンプをすべて成功させたのだ。国内フィギュアスケート歴史上、
中学入学前にトリプル5種を跳ぶ選手は‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ(19、高麗大)だけだ。
キム・ヨナがトリプル5種を完成させたのもキム・ヘジンと同じ12歳だった。
◇‘ポスト・キム・ヨナ’発見=キム・ヘジンの登場はフィギュア界にとって大きな贈り物だ。
この日審判を務めたソウル市スケート連盟のイ・ジョンス専務は興奮した声で「審判全員が
驚いていた。幼い年齢で5つのトリプルジャンプをすべてプログラムに構成するのは容易でない。
国内フィギュア界はキム・ヨナの後継者についてずっと心配していたが、宝石を見つけたようだ」
と語った。
さらに驚くのは確実に成長したキム・ヘジンの実力だ。この日キム・ヘジンが受けた点数は
143.65点(SP49.58、フリー94.07)。先月フィギュアスケートランキング戦で受けた
点数(121.32点)より22.33点も高い。イ・ジョンス専務は「全体的に細くて長いシルエット、
柔らかく高くジャンプする姿がキム・ヨナとよく似ている」と話した。ジャンプを得意とする多くの
選手がそうであるように柔軟性がやや不足している点も、練習量でその弱点を克服する点も
キム・ヨナと似ている。
7歳でフィギュアスケートを始めたキム・ヘジンは4年前、キム・セヨル・コーチから指導を
受けていた際、キム・ヨナと一緒に練習したことがある。 キム・ヘジンは「当時、キム・ヨナ先輩の
スケートのスピードが非常に速かったので、近くを通り過ぎる時は怖くて壁につかまっていた。
自分も必ずヨナ先輩のようにうまくなろうと思った」と照れくさそうに語った。
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>>2以降に続く)
ソース:中央日報(12/24 14:44)
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