日中カード偽造団摘発――大阪府警、容疑の13人逮捕
クレジットカードを偽造して商品を詐取したとして、大阪府警国際捜査課などは21日までに、
日本人と中国人のグループ計13人を詐欺容疑などで逮捕した。同課は、うち日本人2人が
カードの偽造役で、ほかのメンバーが商品を詐取する役割だったとみて調べている。
逮捕、起訴されたのは大工、若林拓哉被告(27)=大阪府高槻市=
と無職、正田宗耕被告(25)=住所不定=ら日本人10人と、
無職、王軍被告(28)=大阪市中央区=ら中国人3人。
3被告以外の一部はすでに有罪判決を受けている。
同課によると、若林、正田両被告がカードを偽造し、王被告らが家電量販店などで
パソコンなどを購入、転売して換金していた。2008年6月からの1年間で詐取した
商品は総額約5800万円に上るという。
若林被告は同課の調べに「知人の中国人に誘われ、中国に行って偽造方法を学んだ」と供述。
偽造カードに入力した磁気情報は、府内のエステ店などでスキミングされたものだったという。
同課は仲間の中国人がグループのリーダーとみて調べている。
ソース:日経ネット関西版 2009/12/21配信
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news006780.html 押収された偽造用のパソコンや磁気情報入力前のカード(21日午前、大阪府警)=共同
http://www.nikkei.co.jp/kansai/img/img004589.jpg カード偽造、中国で学習」日本人を初逮捕
クレジットカードを偽造し、商品を詐取したとして、大阪府警が日本人と中国人の
グループ約20人を詐欺容疑などで逮捕したことがわかった。
押収したカードは約3000枚で、被害は数億円とみられる。こうした事件では従来、
外国人がカードを偽造し、日本人がこれを使って商品を購入するケースが大半だったが、
今回初めて、日本人が偽造役として摘発された。中国で偽造技術を学んだとみられ、
府警はカード犯罪の拡大に警戒を強めている。
事件は昨年10月、関西空港で、中国からの国際郵便の中に偽造カードの材料となる
原板「生カード」約400枚が見つかったことから発覚。府警が内偵を進めていた。
今年9月には、同府高槻市の大工・若林拓哉(27)、住所不定、無職・正田宗耕(もとやす)(25)両被告を逮捕。
その知人宅から、数百人分の磁気情報が保存されたパソコンや偽造カードのほか、
刻印機など中国製の偽造機器を押収した。
若林被告は調べに対し、「昨夏頃、中国人の指示で中国に行き、約1週間、偽造方法を学んだ」と供述。
帰国後、正田被告とともに偽造を始めたという。
磁気情報は、府内のエステ店でスキミングされたものなどで、
グループはブランドバッグやパソコンなどを購入し、換金していた。商品を購入する役を中国人が
常に監視していたといい、府警は中国人がリーダーを務めるグループとみている。
ソース:読売新聞 (2009年12月21日03時04分)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091220-OYT1T01011.htm 指南役は中国人…偽造クレジットカード3千枚押収、14人逮捕
クレジットカードを偽造して商品を詐取したとして、大阪府警国際捜査課などは21日、
詐欺容疑などで日本人と中国人13人を逮捕、カード約3千枚を押収したと発表した。
逮捕された日本人は「中国人の指示で、中国で偽造方法を学んだ」と供述。
府警は背後に中国人のカード偽造指南役がいるとみている。
ソース:MSN産経ニュース 2009.12.21 11:57 (一部抜粋)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091221/crm0912211158008-n1.htm