【経済】マレーシア副首相「マレーシア企業は日本企業買収を検討すべき」[12/11]

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1すばる岩φ ★

- マレーシア企業は日本企業買収を検討すべき=副首相 -

貿易投資ミッションを率いて訪日中のムヒディン・ヤシン副首相は12月9日、マレーシア企業は、
世界的不況で窮地に立たされている将来性のある日本企業との提携や買収を視野に入れる
べきとの見解を示した。

日本政府は8日、7兆2,000億円の追加経済対策を発表したが、ムヒディン副首相はコスト高かつ
人材不足に悩む日本企業にマレーシアへの誘致を行う好機だとコメント。日本企業のマレーシア
誘致の際の重要案件を調査すべくマレーシア工業開発庁(MIDA)が日本貿易振興機構(JETRO)
や金融機関に働きかけており、必要であれば調査団を派遣して詳細を調査する構えを明らかにした。
また、マレーシアが外国企業の最新機器の開発の拠点となることを目標に挙げた。

なお、ムヒディン副首相は、9日の会議の結果、来年第1四半期には5億8,500万リンギ(約151億円)
規模の外国直接投資(FDI)がマレーシアに流入予定で、長期的には26億リンギ(約673億円)規模
のFDI流入につながるとコメントした。投資分野は▽電気機器▽産業ガス▽化学製品▽バイオ燃料
――などの生産が主となる予定だ。

一方で、国営投資会社カザナ・ナショナルなどマレーシア企業の日本進出については、マレーシア
企業が日本市場を熟知していないとしながらも、将来的には可能性もあるとコメントした。

提供:日刊アジアインフォ

ソース : アジアエックス 2009年12月11日 09:32
http://www.asiax.biz/news/2009/12/11-093221.php