【北朝鮮】 イランの巡航ミサイル開発(核弾頭搭載可能)を支援?成功すれば世界的な脅威に…と情報筋 [12/07]

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1夏髪φ ★

【ワシントン=有元隆志】北朝鮮がイランの巡航ミサイル生産に向けて支援していることが7日、分かった。
北朝鮮情勢に詳しい情報筋が明らかにした。両国は、イランがウクライナから闇ルートを通じて入手した
旧ソ連製の巡航ミサイル「KH55」を解体、分析し、生産化に努めている。
ミサイルは核弾頭の搭載が可能で、生産に成功すれば中東地域の脅威となるだけでなく、
北朝鮮のミサイル能力の向上にもつながり、日本にも影響を与える。

 情報筋によると、イランは2001年、「闇の武器商人」を通じて、
ウクライナが保有していた「KH55」を12基入手した。核弾頭は搭載されていなかった。
ウクライナの検察当局も、イランと中国に「KH55」が渡ったとしている。

 巡航ミサイルは、プログラムされた経路を高精度の誘導システムによって飛行する。
超低空を飛行することが可能なため、レーダーでの捕捉が難しいうえに、弾道ミサイルよりも運搬が容易だ。

 同筋によると、イランは中国との協力も検討したが、
北朝鮮の中距離弾道ミサイル「ノドン」を基に開発されたとみられる同「シャハブ3」などの開発を通じ、
協力関係にあった北朝鮮に支援を依頼することにしたという。
01年以降、北朝鮮とイランの技術者は「KH55」のイラン国内での生産に向けて、
同ミサイルを分解し、性能の把握に努めてきた。

 しかし、分解、模倣するうえで「技術的な問題に直面した」(同筋)うえに、
両国はともに国連安全保障理事会の制裁決議により、ミサイル部品の入手が困難なため、
今年夏までの段階では生産には至っていないとみられるという。

 同筋によると、両国はこれらの問題を克服し、
「KH55」を模倣した巡航ミサイル数百基を生産することを計画している。
生産に成功すれば、射程を約3500キロメートルまで伸ばした改良型の生産にも着手することになるという。

 同筋は「核弾頭搭載可能なKH55をイランが保有することは、
周辺地域のみならず欧州、アジアにも脅威が広がる」と指摘する。

 在日イラン大使館の話「北朝鮮との軍事的な関係はない」

 KH55 1970年ごろから旧ソ連で開発が始まった巡航ミサイル。
全長約7メートル、重量約1700キログラム、射程2500キロメートル以上。200キロトンの核弾頭を搭載できる。


ソース 産経新聞 2009.12.7 21:04
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/091207/mds0912072106003-n1.htm

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