【韓国】クラーク総裁「韓国成功の秘訣は勤勉、教育、インフラ投資」[11/24]

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1ケツすべりφ ★
国連開発計画クラーク総裁が来韓
20世紀と21世紀を合わせても、援助を受ける開発途上国から援助を行う国となったのは
韓国だけだ。韓国は25日、経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)に加盟するが、
加盟に先立ち、国連開発計画(UNDP)のヘレン・クラーク総裁(59)が韓国を訪問した。
韓国の開発と発展計画に深く関与していた国際機関のUNDPは、今年末には46年前に開設された
韓国事務所を閉鎖し、「韓国・UNDP MDG(ミレニアム開発目標)信託基金」と
「韓国・UNDPソウル政策センター」を新たに開設する。政策センターは開発途上国による
開発を支援する知識センター機能を担当し、信託基金では共同の開発協力事業を行う。

クラーク総裁は23日に本紙とのインタビューに応じ、「韓国は国際社会に対する貢献で、
もっと大きな抱負をもってほしい」と注文した。1999年から2008年まで10年にわたり、
ニュージーランド首相を務めたクラーク総裁は、韓国が成功した秘訣として▲勤勉性
▲教育と社会インフラへの投資による優れた発展戦略▲驚くほど高い技術学習力−などを
上げた。

クラーク総裁は「韓国は韓国戦争(朝鮮戦争)により極度の貧困を経験したが、わずか
1.5世代で経済協力開発機構のDAC加盟を決めた。これは非常に注目すべきストーリーだ。
韓国の発展の教訓とストーリーをぜひ世界中に伝えたい」「援助を受ける側から与える
側へと完全に生まれ変わった国は韓国が初めて。韓国は近いうちに、海外への援助を
拡大するよう世界から求められるだろう」と述べた。

クラーク総裁は30代の若さで大学教授、国会議員、閣僚、副首相などを務め、3回の
首相経験も持つ。「有能なリーダーとなるには、一般的な知識を幅広く持ち、自らの
理想を明確にすることが必要」というのが持論だ。また「他人と分かち合うことのできる
ビジョンと能力、リスクを受け入れることのできる勇気を持つように」と訴える。

クラーク総裁は「北朝鮮に年間250万ドル(約2億2000万円)を投資し、北朝鮮の大都市以外の
地域にも継続可能なエネルギーや生活など、6分野のプロジェクトを行う方針だ。最終段階の
検討は今も行われているが、担当者が全員派遣されれば、来年から実際にスタートできる
だろう」と期待を示した。

http://www.chosunonline.com/news/20091124000022