【韓国】韓国の美術市場って?日本のアートギャラリー関係者「アジアのアートの中心は韓国だ」(産経・週刊韓から)[11/08]

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【週刊韓(カラ)から】韓国の美術市場って?

今年の「韓国国際アートフェア」に出展された作品と興梠優護氏(水沼啓子撮影)
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2008年に開催された「韓国国際アートフェア」(事務局提供)
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9月にソウル・韓国総合展示場(COEX)で開催された「韓国国際アートフェア」(水沼啓子撮影)
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 「アジアのアートの中心は韓国だ」−。最近、日本のアートギャラリー関係者からこんな言葉を
聞いた。新興の韓国美術市場が数年前から注目されているという。韓国では株や不動産だけでなく
美術品に対する投機熱も高い。日本の市場よりも活況を呈しているという韓国のアート市場の
現状を探ってみた。(ソウル 水沼啓子)

 9月に「韓国国際アートフェア」がソウル・韓国総合展示場(COEX)で開催された。
広々とした会場は、かなりの入場者が入っていた。このアートフェアは、韓国内や海外の画廊が
参加して作品を展示販売するというもので、日本からもアートギャラリーがいくつか参加していた。

 注目の若手作家、興梠(こうろぎ)優護氏の「l(エル)シリーズ」の4作品も出展されていた。
アダルトサイト上の女性をテーマにした、かなりセンセーショナルな作品ながら、
その芸術性や斬新さが高く評価され完売した。うち1枚はソウル市内のホテルに飾られている。

 フェア会場では、熱心に作品を見て回る韓国の有名俳優の姿を見つけて驚いたが、
これは韓国における美術品コレクター層の幅広さを象徴しているのかもしれない。
サラリーマンなどの一般の個人コレクターも徐々に増えている。

 とくに韓国の現代アート市場に限って言えば、購入者の中で最も目立つのが中小企業の
オーナーたちで、「彼らが現代アートをいちばん持っている」(美術関係者)という。

 また、企業が購入するケースも多い。韓国の財閥の1つ「三星グループ」の美術品コレクションは
有名で、ソウル市内に私立の「LEEUM三星美術館」まで建てて所蔵し、一般にも公開している。

 ただ韓国のアート市場は乱高下が激しいといわれている。景気低迷の影響で、
2007年をピークにだいぶ落ち込んだ。とはいえ、「不況の中、韓国のアート市場のほうが
まだまだ元気」というのが美術業界関係者の見方だ。

 韓国の主な美術品の競売市場を挙げると、1998年に設立された韓国最大の美術品競売会社が
行っている「ソウル・オークション」と後進の「コリアン・オークション(Kオークション)」がある。
Kオークションが進出した2005年秋ごろから、韓国の美術市場はかつてないほどの好況だったという。
>>2以降に続く)

MSN産経ニュース 2009.11.8 13:00
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/091108/kor0911081300000-n1.htm
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