【国内】 千葉の韓国人白タク一掃「昔から周りがやっていた」「暴力団に上納金を払っていた」 [10/23]

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1依頼モノ@夏髪φ ★

 千葉市中央区の繁華街で白タク行為を繰り返したとして、
道路運送法違反(無許可営業)などで起訴された韓国人グループの男らが
相次いで有罪判決を言い渡された。県警の摘発で最盛期に50台を超えた白タクは事実上、一掃され、
公判などで韓国人コミュニティーの中で暗躍していた実態が浮き彫りになった。(溝田拓士)

 同区要町の市民会館から東南に延びる県道。近くで飲食店を営む男性(56)は
「数か月前まで、韓国人ホステスが出勤する夜8時頃は10台以上が路上駐車していた」と振り返る。

 捜査の端緒は昨年末の偽装結婚詐欺事件だった。
県警は約半年かけて客らの供述や犯行現場の目撃証拠などを積み重ね、
今年7月、全4グループのうち3グループの主犯格の男ら計9人を道路運送法違反
などの容疑で逮捕した。残りのグループも姿を消してしまった。
ある捜査幹部は「これだけの規模で白タクを摘発した例は全国的にも珍しいのでは」と話す。

 県警などによると、グループでは、配車係や経理係を決め、
月ごとに2万〜3万円を先払いで受け取る「タルナラシ」と、
1回ごとに料金を受け取る「ナラシ」の二つの料金体系を使い分けていた。
1グループのタルナラシの利益は月約70万円に上り、
年間約2000万円を売り上げるグループもあったという。

 客の大半は韓国人だが、中には不法滞在者もおり、
ある捜査関係者は「通勤中に摘発されないためにも、家から店まで送迎していたのだろう」とみている。

 主犯格の一人は公判で、「暴力団に上納金を払っていた」と供述。
関連捜査で違法賭博や違法風俗営業なども摘発された。

■    ■

 白タク行為は長年にわたり、繁華街に潜る韓国人社会に深く根ざしていた。

 起訴された男らは生活費や日本語学校の学費を得るのが目的で、違法性を認識しながらも、
「昔から周りがやっていた」と口をそろえた。15年以上も続けていたり、
帰国する前任者から顧客が登録された携帯電話を引き継いでいたりしたケースもあった。
成田空港までの送迎や関東近県への小旅行にも活用されていたという。
同区で飲食店を営む韓国人女性(48)は「日本語を話せない韓国人ホステスには、
日本人運転手に嫌がられて差別的な言葉を受けた人も多い。
白タクが受け入れられたのはそうした理由もあるのでは」と説明する。

 千葉地裁は19日、主犯格の男(28)に懲役1年6月、執行猶予3年、
罰金80万円(求刑・懲役1年6月、罰金100万円)の有罪判決を言い渡した。
一連の主犯格の公判で最後となった男は今月5日の初公判で
「妻と双子の幼児を養うためだった」と釈明したが、最終陳述では裁判官をまっすぐ見てこう述べた。
「家族のためと思っていたが、考えてみたら、私が怠け者で卑劣なだけだった」


ソース 読売新聞 10/23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20091022-OYT8T01223.htm