テコンドー:電子防具導入で「宗主国」韓国ピンチ
適応できず世界選手権不振
テコンドーの韓国代表は16日(韓国時間)、デンマーク・コペンハーゲンで行われた
2009年世界選手権二日目で金メダルを追加することができず、
「テコンドー宗主国」の誇りを傷つけられた。男子58キロ級に出場したキム・ドゥサン
(大邱市寿成区庁)は2回戦でポルトガルのペドロ・ポボアに4−5で惜敗、
女子57キロ級のイ・ミラン(春川市庁)はホ・ウウィ(中国)との2回戦で2−9と屈した。
女子49キロ級のチェ・ユジン(朝鮮大)は1回戦で脱落した。男子19回、女子12回連続
総合優勝を狙った韓国の唯一のメダルは、大会初日の男子87キロ以上級ナム・ユンベ
(韓国ガス公社)が手にした銀メダルだけだった。
最大の不振の原因は、「判定の是非をめぐる問題」を防ぐため導入された電子防具に
適応できなかったことと見られている。世界テコンドー連盟(WTF)公認の電子防具は
韓国ラジャスト社製で、両足の甲や足首のセンサーに、相手の防具に付いている
センサーが触れると、自動的に受信機に電気がつく仕組みになっている。
電子防具が初めて使われた国際大会のアジア選手権(昨年4月)で、
総合4位という情けない成績に終わった韓国代表だが、今大会前にも電子防具に
適応する時間が十分取れなかった。韓国代表選抜戦は一般の防具で行われ、
国内大会は7月の延世大総長旗大会からKP&P社の半自動電子防具を使っている。
この2年間、全国体育大会(日本の国民体育大会=国体に相当)でラジャスト社製の
電子防具を使ってきた大韓テコンドー協会は、打撃が弱くても得点が認められるなどの
問題点を申し立て、3カ月前からKP&P社製が使われていた。選手がラジャスト社製の
電子防具に適応できないのは当然のことだろう。試合を見ていた韓国代表チーム関係者は、
「韓国のテコンドーは『パン』という音がするくらい体重がかかっている攻撃に得点を与える
システムに慣れている。正確だと言われている電子防具の採点システムに苦戦したようだ」
と嘆いていた。
チャン・ミンソク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2009/10/17 11:22:52
http://www.chosunonline.com/news/20091017000033 関連スレ
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