広島市立大広島平和研究所所長、浅井基文さん(68)の講演「いま憲法を考える−東アジアの平和を求めて」がこのほど、
小倉北区古船場町の商工貿易会館であった。イラク判決を活かす会(上西創造代表)の主催で、約70人が熱心に聴き入った。
浅井さんは外務省に25年間勤務。新自由主義の市場原理「力による平和」に対抗し、人権や民主主義による
「力によらない平和」で人間の尊厳を実現させようと呼びかけ、
さらに「憲法9条の思想こそが21世紀の道しるべになる」と力説した。
また、北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記は自身の身を守るために核実験などの政策に走っていると指摘。
日本も拉致問題を声高に言うだけで6カ国協議を停止させており、
東アジアの平和と非核化が進展しない原因を作り出しているとした。
外務省の元次官が核持ち込みの密約を暴露したことにも言及。
非核三原則を二原則か二・五原則化させようとの動きの一環ではないかと主張した。
最後に浅井さんは「非核三原則が変えられたら『ノーモア・ヒロシマ、ナガサキ』
『ノーモア・ヒバクシャ』の訴えが空洞化してしまう。非核の平和憲法の原点に返ることが大事だ」と訴えた。【林田英明】
毎日新聞 〔北九州版〕憲法講演:広島平和研究所長・浅井さん「9条は21世紀の道しるべ」 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090929ddlk40040366000c.html 前スレ:★1の時刻 : 2009/09/29(火) 16:18:09
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1254230095/l50