【韓国】韓国にはびこる責任逃れの言い回し 韓国社会は徐々に卑怯な攻撃者と卑怯な守り手ばかりに(朝鮮日報・コラム)[09/03]

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1はるさめ前線φ ★
韓国にはびこる責任逃れの言い回し

 「本当においしそうですね」「面白そうですね」など、最近は「…そうです、…ようです
(韓国語で“カッタヨ”)」という言い回しが街のあちこちで聞かれる。これまでは子供や若者がよく使う、
いわゆる実際の文法とは相容れない表現の一つにすぎなかったが、最近は以前にも増して
だれもがひんぱんに使うようになった。この言い回しがなぜ、これほど受け入れられるように
なったのだろうか。

 この「カッタヨ」という表現は、好意的に解釈すると自分をやや低めて相手に対する配慮を示しつつ、
その場の対話での潤滑油的な役割を果たすものだ。しかし政治的対立や陣営作りの影響で
激しく分裂する韓国社会では、この表現はこれまでとは違った効果を持ち始めている。

 あるお笑い芸人が数日前、4大河川の広報に登場した際に発言したある内容がインターネット上で
激しい非難を受けた。最終的に「知らずに語ったこと」として謝罪し、何とかバッシングから
逃れることができた。すると今度は別のところから非難を受けるようになった。
そのため、このお笑い芸人は「誤解があったようです。賛成したわけではなく、
だからといって反対したわけでもありません。これはコメディーであり…」などとあいまいな弁解を
行った。同氏はこの「ようです」時代の対立の構図の中で、生き残るための手段として、
このようにあいまいで便利な「ようです」という表現を最終的に選んだのかもしれない。
今や「有名人に対するネット攻撃がいつ起こるか分からない」というプレッシャーにだれもが
さらされている。このような状況では、かつてある芸能人が語ったように、「一人を集中攻撃する
反イ・ミョンバク主義者たち」がねらう、その「一人」に自分がならないためには、「そのようでもあり、
そうでないようでもある」という言い回しが、非常に効果的だと考えられるようになったのだ。

 しかしもっと大きな問題をはらんでいるのが、これとはまた別の「ようです」だ。
これは主にある一方の陣営に属するしかない人物が愛用する「攻撃的表現」だ。
ある市民団体の代表は最近行われたインタビューで、「イ・ミョンバク政権が発足してから、
前政権では何の問題もなかった団体の仕事がうまく進まなくなった。おそらく自分も
“排除すべき対象”に分類されたようだ」と発言した。その後も同じような内容を繰り返す中で、
「イ・ミョンバク政権はバカ」とも発言したが、イ・ミョンバク政権がどの事業をどのような理由で
支援しないことにしたのか、またそれが「排除すべき対象」や「バカ」などといかなる関係が
あるのかについては明言しなかった。

 このように影響力のある人物が大統領を非難し、またそのような態度を示すのは、
何か別の意図があるものと受け取られる可能性が高い。これがすなわち
「政治をせずに、政治を行う“ようです話法”」ではないだろうか。

 一時は、学校などで国語の先生がこの「ようです」という言い回しを正そうと必死になる姿を
見かけたことがある。しかしその甲斐もなく、今ではテレビを見ると多くの人が二つの見解を
同時に話すときに、最後は「ようです」で締めくくる。番組の進行を務めるプロのアナウンサーや
司会者たちや、彼らの問いかけに応えるゲストもそうだ。ただし、この程度なら日常の言葉遣いが
「ちょっと乱れている」といった程度で済むだろう。しかし今は社会や国の有力者や実力者たちが、
何らかの意図を持って「ようです」という言い回しをあえて使っているのだ。
>>2以降に続く)

エンターテインメント部=パク・ウンジュ部長
http://file.chosunonline.com//article/2009/09/03/251034315393547412.jpg
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2009/09/03 11:00:33
http://www.chosunonline.com/news/20090903000038
http://www.chosunonline.com/news/20090903000039

※依頼ありました(依頼スレ118、>>677

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