【英韓】やらせ疑惑:英・BBC「人為的に状況を演出し、生物を縛っておいて撮影した、という韓国・KBSの主張は事実無根」[08/03]

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1はるさめ前線φ ★:2009/08/03(月) 19:25:36 ID:???
やらせ疑惑:BBC「KBSの主張は事実無根」

 「BBCが人為的に状況を演出し、生物を縛っておいて撮影した、というKBS側の主張は事実ではありません。
BBCはガイドラインを設け、生態系と生命倫理に危害を与える行為を全面的に禁止しています」

 BBCの代理人、マーク・マクドナルド氏は、KBSテレビのドキュメンタリー番組
『環境スペシャル−夜の帝王ワシミミズク3年間の記録』がでっち上げだったという本紙報道に対する
制作陣の解明に、「ホオジロザメがアザラシを捕えるシーンを撮影するため、アザラシを縛っておいた
というKBSの主張は事実無根。制作陣は、サメ専門家とともに南アフリカのシールアイランドに
数週間滞在して生態を観察し、該当のシーンを撮影した」と主張した。

 昨年放送されたKBSの『環境スペシャル−夜の帝王ワシミミズク3年間の記録』は、
本紙取材を通じてウサギやキジなどえさとなる動物の足がひもで縛って撮影されたものと分かり、
多く視聴者から批判を浴びた。だが同番組のチョ・インソクEP(エグゼクティブ・プロデューサー)は
放送直後の7月23 日、聯合ニュースとのインタビューで、「英BBCの『プラネットアース』でも
こうした撮影技法がたびたび登場する。南アフリカ沿岸でホオジロザメがアザラシを捕るシーンがあるが、
あれもアザラシを縛っておいて撮影したものだ。だがBBCでもそれを明らかにしなかった。
それを明らかにすると、感動が冷めてしまうため」と語った。

 一方、当時このシーンを撮影したドキュメンタリー専門カメラマンのサイモン・キング氏の代理人、
ジェリー・クリップ氏は本紙とのインタビューで、「人為的な撮影ではない。KBS側の主張は事実無根」
と主張した。そのシーンとは、2006年11月に放送された『プラネットアース』第9編の「Shallow Seas」に
登場するもので、英国で28%の視聴率を記録した。同シリーズは07年に「生きている地球」という
タイトルでKBSでも放送され、大きな反響を呼んだ。

英BBCテレビの自然ドキュメンタリー制作陣は南アフリカ沿岸で、ホオジロザメがアザラシを狙うため
海面上をジャンプする瞬間の撮影に成功した。写真は、同局の番組の画面をキャプチャ−したもの。
http://file.chosunonline.com//article/2009/08/03/366916067923790215.jpg

 『プラネットアース』などBBCの自然ドキュメンタリー番組を制作するBBC自然史部も、
「(BBCに対する)KBSの主張はデタラメなのはもちろん、驚異的な瞬間をとらえるため
人為的な設定がなされるという主張も正しくない。BBCのガイドラインに従い、
野生状態の動物を撮影するのが大変難しい場合や危険な場合に、統制された条件での撮影が許されるが、
極めて稀(まれ)なこと。新たな技法があるなら、放送ではなくウェブサイトを通じて示している」と反論した。

 また、マクドナルド氏は「生きているウサギをひもで縛っておいて撮影するといったKBSのやり方は、
BBCではあり得ない」と強調した。

 BBC自然史部はこれについて、「BBCではガイドラインにより、残忍なシーンを演出したり、
生物をえさに撮影したりするのは許されない」と強調した。

 BBCの公式サイトのガイドラインによると、「撮影のために鳥を捕えること」
「生きているほ乳類や鳥類、は虫類などをえさとして与えること」「捕食者をおびき寄せるために
せき髄動物を縛ったりして移動を制限させること」「動物を怒らせるために突いたりして刺激を与えること」
を違法として規定し、該当行為を禁止している。

 マクドナルド氏は「自然ドキュメンタリーで何よりも大切なことは生命倫理。
撮影対象に肉体的な危害や苦痛、ストレスを与える残忍な行為は絶対にあってはならないこと」と主張した。

崔宝允(チェ・ボユン)記者 キム・ソンユン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2009/08/03 13:56:38
http://www.chosunonline.com/news/20090803000055
http://www.chosunonline.com/news/20090803000056

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