【中国】高校の国語教科書に異変、イマドキ高校生に労働者文学は難しい?教科書から「魯迅」減り政治色薄く[07/28]
1 :
はるさめ前線φ ★:
イマドキ高校生に労働者文学は難しい?教科書から「魯迅」減り政治色薄く―中国
2009年7月27日、中国の高校の国語教科書に異変が生じている。定番だったプロレタリア文学の代表作家、
魯迅(ろじん)の作品が大幅に削除され、かつて魯迅の宿敵とされた作家、梁実秋(リアン・シーチウ)の
作品が初めて選ばれた。長江日報が伝えた。
湖北省の高校で今秋から一新される国語の教科書にこれまで教科書に載ることはあり得ないとされてきた
梁実秋の作品が、数多く掲載されることになった。梁はかつて共産党の友人とも言われる魯迅と
激しい論争を展開。中国に共産党政権が発足した49年、国民党と共に台湾に渡った。
シェイクスピア全集を完訳させるなど翻訳家としても有名だ。
新教科書では全体的に政治色の強い作品は敬遠され、学生が興味を持ちやすい作品が選ばれた。
同省江岸区の国語教師は「梁の作品は文章が簡潔で学生にも分かりやすい。魯迅の作品は現代の若者には
難し過ぎるのではないか」と分析する。恵まれた1人っ子世代の今の中国の高校生にとって、
「階級闘争」や「労働者の悲哀」などをテーマとした作品は理解が難しいということか。(翻訳・編集/NN)
レコードチャイナ 2009-07-28 20:56:31 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=33842 ※依頼ありました(依頼スレ117、
>>96)
2 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/29(水) 19:01:31 ID:pYHnNLTL
その代わり反日増やすアル
3 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/29(水) 19:02:20 ID:ai29l8OJ
まあ、高校国語の教材に
恋空という日本よかまし。
4 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/29(水) 19:03:27 ID:/JuJhRiL
梁実秋なんて、文革当時は名前を口にしただけで命落とすような存在だったのにw
今の中国は、漢文や漢詩はどれくらいわかるのだろう
日本人の方が魯迅は好まれてる気がする
「故郷」は大好きだったなー
7 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/29(水) 19:05:02 ID:q/v4GOcK
魯迅って突き詰めると、今の中国政府を批判しているようなもんだからなあ
戦中ならともかく
>>6 好まれているというか、格が5ランクぐらい違うでしょ。
梁実秋なんて、ほとんど知らないだろ。
9 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/29(水) 19:08:32 ID:6QBuJH4P
ぜひ「藤野先生」を載せてもらいたい。
10 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/29(水) 19:11:40 ID:i8tW/pcN
四書五経を学び直した方がいいぞ。
12 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/29(水) 20:00:01 ID:Wp3aRkay
おやすみ魯迅
13 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/30(木) 00:47:00 ID:iIhsj1WM
魯迅ってプロレタリア文学なのか?
俺は、日本の夏目漱石のようなものだと思ってた。
中国が堪らなく嫌になりそうなときには、魯迅を思い出して我慢してきた。
「小さな出来事」のクライマックスの
えも言われぬカタルシスは異常。
人力車夫の誠実という美徳が回りの人の卑屈さを
絞り出す巨人に変身する一方、主人公は
そんな相手に金を恵むしか謝意を表現できない。
その対比が面白い。
あと、豆腐の唐辛子味噌炒めを
紹紅酒の熱燗で戴くシーンは
何度見ても旨そう。
自分より阿Qのほうが幸せじゃないかと思うときがある
16 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/30(木) 01:17:04 ID:9O6PqzSl
庶民は阿Qのままの方が共産党にとっては楽だからな。
>>6 今の中国にも当てはまるかもしれないね
かつて仲が良かった子ども同士だが大人になると経済的立場の違いによって距離が離れていくような関係ね
切ないよな
魯迅はいいよね
19 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/30(木) 01:33:40 ID:56hSkd2U
>>13 日本など海外で評価されているのって、阿Q正伝と狂人日記だからっしょ。
結局これって自分がDQNな人物だと、この作品による人物の面白さが理解できないのよね。
魯迅、金庸以外に優れた文学がない...
>>7 彼は中国人がずっと抱えてるものを書き続けたんだね
(無論、普遍的な問題も)
だからいつの時代も中国に当てはめて理解できると思うよ
今の時代にも通じているとしたら多分そういう事だろう
それを自分たちのものとして認識できるかどうかで
関係ないが、学校にいた中国人女性の准教授が、魯迅のいた大学
(どこだっけな?)を訪ねたら、魯迅の提出した課題を
見せてもらったらしい。当時は留学してきた一学生だから、
その宿題が保存されてたのに本当に驚いたらしい。
まあ、中国は人が多いし国内情勢も違ったから仕方ないだろうが
22 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/30(木) 01:41:49 ID:IaVtP4RH
チャーって覚えてる 何の作品かな
23 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/30(木) 01:56:11 ID:F9mMCKGW
魯迅の「故郷」は、日本の中学の教科書に載ってた。
中学の時、同郷の人が同郷の人に「ご主人様」なんていうセリフが、全く理解できなかった。
奴隷制度は、表面上消えたからねー。
24 :
182:2009/07/30(木) 12:02:18 ID:WUVXTFb2
http://nikka.3.pro.tok2.com/cino.htm >中国語は現代でも文語と口語の相違が非常に大きな言語である。瞿秋白がこの書簡を
>書いた当時、口語化運動はすでに開始してはいたが、朗読された文章を聞いてわかる段
>階には達していなかった。
>
>「山の後ろに太陽は沈んだ」という原文を訳すとき、それまでの翻訳者はどうして
>も「日落山陰」(日は山蔭に落つ)と四文字に訳したくなる。そのような言語的美意識
>が働いてしまうのである。だが魯迅は敢えてこれを「山背後太陽落下去了」と訳す
>...
>さて、魯迅は瞿秋白への返信のなかで、欧米の書物を翻訳するときに何故完全に中国
>化して読者の苦労を省こうとしないのか、そのような難解なものが翻訳と呼べるのだろ
>うかという問題にふれ、このように書いた。
>
>例えば日本では、すでに欧米化した文法が
>きわめて普通になりました。梁啓超が『和文漢読法』(中国人のための日本語学習用教
>本)を書いた時代の文章と今の日本語はまったく違っています」(「二心集」1931)
>...
>第二点の、母語で達意の文章を書くということにおいて、林語堂は魯迅の言
>う「語体欧化」を厳しく排除する。
>
>林語堂は特に欧米言語からの影響を受けた翻訳調中
>国文が人称名詞や本来必要のない指示語「它」(itに相当)を多用すること、そして不
>自然な受動態を使うこと、むりやり時制を示す語を挿入すること、「是」(isに相当)
>が不必要に多いことなどを強い口調で批判している
日本で言うと かなもじ会 とか romaji会 とかその辺の論争が政治思想と
織り交ぜながら展開されてたね…知らなんだ
25 :
182:2009/07/30(木) 12:07:08 ID:WUVXTFb2
26 :
182:2009/07/30(木) 12:20:44 ID:WUVXTFb2
27 :
182:
>現代日本語はどうあるべきか当時議論された
>のと同じように。考案された簡易日本語とその提示事例
間違えてるなorz