【国際】議会制民主主義と「報道の自由」を主張した趙紫陽…民主主義実現への激しい熱意、いつか再評価される「中国の真の改革者」[7/25]
■最後には守旧派長老に賛同したケ小平
天安門事件にいたる経緯についてはこれまでいくつかの文献が発表されているが、ご本人の「肉声」ともなれば、迫力が違う。
中国政府の検閲を逃れた極秘テープだからだ。
それに本書が読者を引き付けるのは、その編集の手際のよさだ。かって「ウォールストリート・ジャーナル」の北京特派員として健筆
を振るい、その後タイム誌アジア版などの編集長を歴任した中国通ジャーナリスト、A・イグネイシャス氏が趙の発言を整理し、それぞれ
の発言の前後にその背景を端的に記しているからである。
それに、挿入されている趙紫陽の9枚の写真がいい。その1枚、軟禁中にお孫さんと撮った写真。背後には昨日まで身辺護衛の
ボディーガードが一夜にして今度は監視役に早変わり。一党独裁国家の怖さとこっけいさが交錯する。
「どうして学生のデモ集会はこんなにめちゃくちゃになってしまったのか。状況がああなってしまった発端は、4月26日付社説にあった
のだ。学生たちは不満の意を表そうと考えていた。学生たちはたとえあの時デモができなかったとしても、いずれは別の機会にやろうと
考えていたのだ。とにかく学生たちは心のそこからあの社説に対する党の対応に度し難い憤りと不満を持っていた」
「社説」とは、89年4月26日付の『人民日報』に掲載された「動乱に旗織鮮明に反対せよ」のこと。学生運動を「動乱」と表現したことに
ついてだった。
そしてゴルバチョフ・ソ連書記長がやってくる3日前、学生たちは断食デモを開始する。一時は社説の論調を和らげようとしていた
ケ小平も最後には守旧派の強硬論を受け入れ、趙紫陽の柔軟路線を切って捨てる。
「私は、本当はケ小平と差しで話したかった。それ以外の選択肢はないと思った。だがケは正式な常任委員会会議を招集した。
事態はすでに悪い方向に突き進んでいると直感した」
5月18日開かれた中央軍事委員会メンバーとの会議で、トウ小平は戒厳令発令を決定。そして世界が震撼した天安門での惨事となる。
「あの夜、私は家族と一緒に中庭に腰掛けていた。突然激しい銃声の音。世界に衝撃を与えるあの惨事を避けることはできなかった。
惨事はついに起こってしまった」
■いつかは再評価される「中国の真の改革者」
趙紫陽の「肉声」を聴いていると、気づくのは、この男の民主主義実現に抱く激しいほどの熱意だ。この熱意はいったいどこから出て
きたのか、といった疑問がわくのは私だけだろうか。
趙紫陽は、そのためには共産党一党独裁を打破せねばならない、と言い出す。中国という根幹を揺るがしかねない「危険思想」では
ないか。
「歴史を振り返って、限りないほどのエネルギーを人類に与えたのは、西欧の議会民主制だ。このシステムこそ現在利用できる
最高のものだ。わが国が真の意味の近代化を目指すのであれば、市場経済を導入せねばならない。が、それだけでは足りない。
議会制民主主義を政治システムの中に取り入れねばならない」
「最終的な目的が議会制民主主義であるならば、政権党は他の政党の存在を認め、『報道の自由』を確保すること以外にない。
これを段階的に進めるべきだ。たゆまなく継続すべきだ」
本書の序文を書いた中国問題の権威、R・マクファークファー・ハーバード大学教授は、こう記している。
「今の中国で趙紫陽は存在を無視された人物にすぎない。将来、中国が今よりもいくらか偏執的な国家でなくなった暁には、彼は
祖国のために懸命に働いた、名誉ある政治家の一人として評価されるかもしれない。腐敗した打算的な彼の敵の名前が忘れ去られた
ずっとあとになって、趙紫陽の名前は中国人にとって霊感を与える存在になるだろう」
(抜粋です。全文はソース元でどうぞ)
ソース(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090725/amr0907251800015-n1.htm
2 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/25(土) 18:56:54 ID:ezAu7kuI
金のために中共に摺り寄る財界
財界に摺り寄るマスコミ
財界に摺り寄る政権与党
マスコミを妄信する大衆
中国は、この人と胡耀邦さんを正しく再評価できるようになれば、かなり変わるのかもしれない。
>>2 いや、この人は日本やアメリカでは評価されて当然の人だよ。
チョーさんが死んでもう4年か。笑顔が子供みたいな、不器用なひとだったよ。
とても口に合うって言ってくれた日本酒持って今度墓参に行ってくるかな。
正論。
以上
6 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/25(土) 19:00:09 ID:aHeVwlIQ
中にはまともな中国人もいるということだ。
長い目で見ると、このような正常な思考システムを持っている人が最も手ごわい。
7 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/25(土) 19:00:19 ID:ezAu7kuI
8 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/25(土) 19:02:05 ID:EeKniIKZ
天安門虐殺が中国のすべて
今の中国は地獄国家
>>7 この趙紫陽さんは、江沢民の前の総書記であり、その人が「共産党一党支配をやめ、議会民主主義を定着させよ」と
言っているんだぜ。
この人を評価できねぇって方がよっぽど「容共」だと思うぜ。
10 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/25(土) 19:07:22 ID:03st+oP4
中国が議会制民主主義になってたら、
とっくにGDP世界第二位になってたかも。
それが日本にとっていいことなのかどうか?
11 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/25(土) 19:07:56 ID:tWg9XquU
シナは殺し合え
12 :
soopllofeiv:2009/07/25(土) 19:11:18 ID:ykzH10Un
ナゼ僕が今上天皇とうごくミイラ美智子を叩くのか?
もし天皇がお前シネで死なないと駄目で
家族と自分の体面の為
農林通産X臣が首吊り自殺したら・・
その時期もう独り自殺した議員がいたが・・
この国は民主主義で法律があるが
法律を無視して行動できる存在がおり
それが社会に矛盾や影を落とす原因なら・・
僕はカナダとハワイでなぶり者になった天皇と美智子や
ズズ黒い性器の承子の動画配信者の関係者ではない
この話には続きがあるがソレは時期をみて書いてみてもいい
これだけは述べる許可が出てるのでいう
僕は頼まれてやってる
13 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/25(土) 19:11:35 ID:yRAI/3f0
>>10 超いいことだろ
資本主義になって世界第二位なら巨大市場だぜ?
でも中国は資本主義になったら崩壊すると思うよ
14 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/25(土) 19:13:34 ID:LFXxAbD6
中国が民主的になれないのは人口圧力のせい、強権政治でなくてはやっていけない、10億以上の人間が豊かさを要求しだしたら国が潰れる。
15 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/25(土) 19:13:40 ID:hXuuoJsH
衆愚政治が中国には良く似合う。
何も真実を知らないまま、死んでくれ。
>>7 江沢民があれだけの反日教育をやった(できた)一因は、
趙紫陽が先進的な人物過ぎたからってくらいだぞ。
17 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/25(土) 19:19:18 ID:FhzCKwzT
一君万民が伝統の中国に議会制民主主義など不可能。
無理に導入すれば無用な混乱を招くだけ。
将来は、趙紫陽の子孫を名乗る反乱指導者が現れるのだな。
19 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/25(土) 19:29:39 ID:Lo4gqyuk
中国の一人っ子政策なんかは、人口問題もあるけど
それ以上に、競争心や闘争心を若者から奪っていったからな
体制の変革なんか、もう出来ないだろ
20 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/25(土) 19:35:40 ID:BfClW6ZB
>>13 いくつかの小国に分裂するだろうね。
んで、紛争が十数年ほど続くんじゃないかな。
天安門事件は餓鬼の時に起こった事件で鮮明に覚えている
趙紫陽や胡耀邦は立派な人物だと思うが、あの支那が二人を認めるとは到底思えん。
まあ、あほ民族である支那人を統制する上で、残念ながらあれぐらい強烈にやらないと無理なのかもしれん
今でさえ一部のあほ共は、不始末しでかすし・・・
そしてこれに同意したものは暗殺されたるのでした・・・
南無
24 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/25(土) 21:09:00 ID:2sX9DECk
>突然激しい銃声の音
どうしよう、趙紫陽。
今やろうと思ってたのに・・じゃしょうがないんだよ。
25 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/25(土) 21:12:46 ID:qpmoZQvT
>1
趙紫陽が当時、そして最近まで庶民の間で人気が高かったのは承知しているが、
なにぶん時が経ち過ぎた。
趙紫陽は、あの時、党総書記の全ての権限を使ってケ小平を含む党長老を拘禁し、
軍部にたいする人質とすべきだった。
あの時の趙紫陽には、法的にその権限(たとえ形式的なものだとしても)があった。
共産党支配下で中国に議会制民主主義を導入する、唯一無二のチャンスを逃した。
成すべき時に、成すことをなさなかった。
故に、共産党政府が倒れた後も再評価は無いでしょう。
拡声器もって学生に呼びかけてる映像が印象的だな
このスレの真下が「犬と日本人は入るべからず」だ。
議会制民主主義や、報道の自由より、自身の民度を向上させたらどうだ?w
28 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/25(土) 23:32:14 ID:GnIHc/cJ
今の中国人は趙紫陽なんて名前も知らないよ。
与えられる反日情報はソラで言えるけどなww
>>10 ただ国家の自由化は経済発展の速度に比例するとも言われる。
わかりやすいのが韓国だろうか。経済発展があり日本文化への開放が進んだ。
日本は当初から表現の自由などがあったものの経済発展と共に恋愛への寛容や女性の自由化が進んだ。
経済発展=自由化のエネルギーとまでは言えないだろうが一つの考え方にはなると思う
マジレスすると、中国は民主化するとフィリピンみたいになる。混沌。
あと30年はやめたほうがいい。
中国は日本でいうと、今江戸時代。
封建時代をすごすことでルールにしたがって生きたほうが得だとわかる。
31 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/26(日) 02:25:34 ID:A8Momw9O
>>27 民主化と報道の自由抜きに民度が上がるわけないだろ
32 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/26(日) 02:30:19 ID:4guoarB/
中国人でもまともな人間はいたんだけど駆逐された
いい人間は長生きしないし悪とされる
33 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/26(日) 02:47:40 ID:uFgrD6fX
支那に民主主義は豚に真珠。
中共の管理なく、支那畜を野放しにしたら、日本に人型の粗大ゴミが今以上に溢れ込む。
分裂せずに特大の南鮮になってもらっても迷惑千番。
分裂して南鮮2号〜n号がいっぱいできても鬱陶しいことこの上ない。
民主主義自体、そんなにいいもんじゃないってことはだいぶんメッキが剥がれてきたように思う。本当に民主主義が
優れているのかどうかを何百年もかけて見ていくためにも、もうひとつのオプションとして中国は共産主義のまま
つっぱしっててもらいたい。
まあ、民主主義と衆愚政治は紙一重だしねぇ
軍部の力が強くなればあっというまに軍部独裁になるし、民主主義って綱渡りだよね
>限りないほどのエネルギーを人類に与えたのは、
>議会制民主主義であるならば、
>これを段階的に進めるべきだ。たゆまなく継続すべきだ
毛沢東の階級闘争に似ているのは当然として、目指すところは
木偶の坊を何とかしたいと言う思いは、同じだったろうな。
シナは純粋さと欲深さの個人差が激しい。
体制論よりエネルギーの停滞、腐敗の害が社会に及ぼす影響は大きい。
どんな民度でどんなシステムにしようと腐敗は起こるもので、シナの場合極端だ。
この腐敗を除くのに、相続税をドンとかけたらどうだ?
巧妙な手を使う連中はどこでもいるが、儲けたものは社会のもの。という考えを
広める事が出来る。資本主義の矛盾を取り除く共産とこういうものだ w
37 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/26(日) 04:08:09 ID:IUtb9BKw
>>33 憂うことよりも
「野蛮な中国人の民度の低さには、民主主義は一万年早い」
といったほうがいいんだな
38 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/26(日) 04:58:56 ID:EogKu9PY
>>30 内でやる分には日本に不都合は無いけどな。
>>30 日本の封建主義は、近代的と言えないまでも、法の支配が存在してた。
身分制度はあったにしても、理不尽な処分は行えなかった。
現代支那がそこまで至るには、100年で済むかどうか。
どうせまた、権力闘争の末に、文化大革命でもやるんじゃねえの?
40 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/26(日) 12:10:56 ID:D7rILML2
>>39 一回農民を全部共産党員にして農民戸籍、都市戸籍をやめてみればいいのにw
つか、農民が共産党員じゃない共産主義って、よく分からんなあ・・・
日本の農民の民度が高すぎるだけか?
41 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/26(日) 16:09:10 ID:A8Momw9O
>>39 法の支配と法治主義の違いくらい理解してから偉そうな事言ってくれ。
>>38 数が数だけに周辺国への被害は止められないだろう。
>>41 偉そうなこと言うなら、何に反論したいか分かり易く書いてくれ。
政治学用語の法の支配と法治主義は全く別物であり
この程度のことを誤用するのは学のない人間ということで、
君が発言するにはもっと勉強が必要だと言いたいのでしょう
45 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/26(日) 21:22:42 ID:A8Momw9O
法の支配という概念自体が近代立憲主義 的な概念なので、
日本の封建時代に法の支配が存在した
なんてのは珍説としか言いようがないってこと。
46 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/07/26(日) 21:35:25 ID:A8Momw9O
日本の封建時代は法治主義ですらないんじゃないかと思うが、
詳しく知ってるわけではないので断定はやめておく。
この人関連の本、もっと安くならんものか
高いよ…
48 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/08/01(土) 01:43:53 ID:eWj9f8Vm
しなー
49 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/08/01(土) 01:47:59 ID:NXloZmMO
農民の支持をえて共産党が戦争で勝ったのに、その農民に利益誘導しない共産党は、ほんと悪党だな
趙紫陽氏が再評価される時は、中国はすでに分裂していると思う。
51 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/08/01(土) 02:25:30 ID:dDZNh09/
中共が労働者と農民の政府とは悪い冗談だな。
人民解放軍とは共産党独裁政府軍のことだし。
52 :
<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん:2009/08/01(土) 02:28:30 ID:h9Z6f1rK
53 :
■■■■■■■■:2009/08/01(土) 22:28:47 ID:n6pEw0jW
なあ、中国が共産主義政権になって日本は何か困ったか?
中国が非民主的な政権を維持してて日本は何か困ったか?
別に困らないんだよね。
そもそも民主化すれば親日的になるわけではないしね。
むしろ超反日な民主的政権というのも大いにありうるよ。
中共が複数政党制と普通選挙を認めたらその時点で中台問題は「解決」しそうだな。