【拉致問題】田原総一朗氏提訴 有本さん夫妻「なぜ軽々しく、あんなことが…」[07/16]

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1喫茶-狼-φ ★
田原氏提訴 有本さん夫妻「なぜ軽々しく、あんなことが…」
2009.7.16 02:00

 テレビ番組での田原総一朗氏の発言に対し、提訴を決断した拉致被害者、有本恵子さん=拉致当時(23)=
の父親、明弘さん(81)と母親の嘉代子さん(83)は、「二十数年間闘い続けてきたことを知っていながら、
なぜ軽々しくあんなことが言えるのか」と発言に怒りを募らせている。訴訟については「お金のためではない」
といい、裁判を通じて拉致問題の早期解決を広く訴えていきたいという。
 田原氏が4月25日の「朝まで生テレビ!」で行った発言をめぐっては、家族会や「救う会」も問題視。
5月11日に田原氏とテレビ朝日に抗議文を送付し、同月28日にはNHKと民放でつくる放送倫理・
番組向上機構(BPO)に調査と審理を求める申し立てをするなど、抗議活動を繰り返してきた。

 外務大臣や同省幹部は発言内容を否定しているが、田原氏は「ご家族のお心を傷つけたことを
おわび申し上げる。情報源は教えられない」とコメントしたものの、発言は撤回しておらず、
有本夫妻は「直接の謝罪や情報の真偽についてきちんと説明をしていない」としている。
 北朝鮮側は恵子さんやめぐみさんを「死亡した」としながら、根拠を示していないのが現状。
交渉が難航している中で世間の関心が薄れることに危機感を抱いている有本夫妻は、
「拉致問題は日本が一丸となって対応していかなければならない。提訴を私たちの新たなメッセージにしたい」
と話している。

http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090716/kor0907160201001-n1.htm