【韓国医療】尊厳死、延命治療の中止求める家族相次ぐ[06/26]

　京畿道安養市のセム病院の入院患者Aさん（57）は、今年2月に脳卒中で倒れ植物状態になり、
集中治療室で寝たきりのまま、人工呼吸器に頼って生き永らえている。自発的な呼吸機能はわずか
ながら残っているものの、これだけでは体内に十分な量の酸素を供給できない状態だ。先月21日、
大法院（日本の最高裁判所に相当）が尊厳死を認める判決を下した後、Aさんの家族は人工呼吸器
の取り外しを求めている。だが、病院は倫理委員会で、Aさんの状態は「死が迫った状態」だとは考え
にくく、治療を続ければ少なくとも現在の状態を維持できるため、人工呼吸器の取り外しは認められない、
という結論を下した。

　一方、家族側は、延世大附属セブランス病院の入院患者キムさん（77）に対する延命治療が中止
されたことを受け、Aさんについても治療の中止を繰り返し求めている。また、セム病院ではAさんのほか
にも、植物状態の患者二人の家族が人工呼吸器の取り外しを求めている。

　セム病院のパク・サンウン院長は「3人とも、大法院が示した尊厳死を認める条件を満たしていないため、
人工呼吸器の取り外しは許可できない。われわれとしてはどうにもできない、困難な事態だ」と話す。

　先月の大法院の判決を受け、セブランス病院が入院患者キムさんに対する延命治療を中止して以来、
各病院では似たような状況にある植物状態の患者の家族が、人工呼吸器の取り外しを求めるケースが
相次いでいる。集中治療室での延命治療の費用だけで、1日に15万−25万ウォン（約1万1000−
1万9000円）もかかるため、家族としては回復が不可能な場合、延命治療の中止を積極的に求める
傾向にあるというわけだ。医療関係者によると、現在各病院の集中治療室に入院している植物状態の
患者は約3000人に達するという。仁川市のB病院の集中治療室では、原因不明のてんかん発作で
入院したイさん（74）が、寝たきりの状態で人工呼吸器に頼って生き永らえている。大脳の機能がかなり
失われ、意識不明の状態になって10日が過ぎた。医師団は回復がほぼ不可能な状態だ、と判断して
いるという。

　イさんの家族は「おばあちゃん（イさん）は普段、人工呼吸器に頼った治療に拒否感を示していた」として、
人工呼吸器の取り外しを求めている。これはセブランス病院のキムさんと状況がよく似ている。だが、病院
側は患者の意思を確認できる制度がない上、血圧や脈拍といった生体機能の指標がすべて正常である
として、難色を示している。

　大法院はセブランス病院のキムさんへの延命治療の中止を認めた際、「回復する可能性がない瀕死
（ひんし）の状態」と見なす3項目の条件を示した。それは▲患者の意識が回復する可能性がなく▲生命
を維持するために必要な機能が失われ、回復する見込みがなく▲患者の容体から考えて、死亡するのが
時間の問題であることが明確−というものだ。この3項目の条件を満たせば、人工呼吸器の装着などの
延命治療を中止できるという。

　だが、キムさんの場合、人工呼吸器を取り外した後も自発的な呼吸によって生き永らえているため、
この条件は結果的に当てはまらないことになる。「瀕死の状態」ではないにもかかわらず、延命治療が中止
されたというわけだ。このため、医療現場では似たような状況にある植物状態の患者をどうするかについて、
混乱が生じているという。

http://www.chosunonline.com/news/20090626000061

【韓国医療】尊厳死選択後に自発呼吸始めた女性の家族「過剰診療被害訴訟を起こす」[06/25]
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1245885010/
【韓国】「尊厳死」選択の女性、人工呼吸器外した後に自発呼吸　今も生存[06/24]
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1245798154/
【韓国】初の尊厳死、ソウルの病院で脳損傷の女性から呼吸器外す[06/23]
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1245767164/

　ソウル大病院の「尊厳死に関する指針」の策定を主導した腫瘍（しゅよう）内科の許大錫（ホ・デソク）
教授は、「こうした（キムさんのような）状況にある場合、どうすれば良いかという問い合わせが相次いでいる。
植物状態で人工呼吸器による延命治療を行っているケースは、最も判断が難しい」と話している。

　また、大韓重篤患者医学会の高允錫（コ・ユンソク）会長（ソウル峨山病院呼吸器内科）は、「人工
呼吸器を取り外した後、自発的な呼吸によって生き延びるというケースは、医学的には生じ得るものであり、
そのような状況になったからといって、大法院の判断が間違っていたとは言えない。各病院における、
それぞれの尊厳死に関する指針が大枠から外れさえしなければ、そのまま施行しても良い」と語った。

　大部分の大学病院では数年前から、自主的に指針を定め、回復が見込めない末期の患者に対しては
延命治療の中止を認めている。だが、これは法的な効力を持つものではなく、各病院ごとに基準や指針の
差もあるため、対立が生じ裁判に発展する余地も残っている。

　国立がんセンターのユン・ヨンホ企画調整室長は「現在の混乱は、死が迫った患者の管理に関する社会
的な合意がなされていないためだ。誰がどの時点で、何をどうするか、という統一された指針を早急に打ち
出すべきだ」と指摘する。

　大韓医師協会、大韓病院協会などは今月23日、「無意味な延命治療の中止に関するガイドラインの
制定に向けたタスクフォース（特別作業班）」を設け、今年9月に具体的な案を示す方針だ。

　一方、保健福祉家族部の金剛立（キム・ガンリプ）保健産業政策局長は「人間の生死にかかわる問題
であるだけに、慎重な対応が求められる。現時点で政府が主導的な取り組みを行う意向はない。医学界
のガイドラインが示された時点で論議に加われるよう、準備を進めている」と話した。

■植物状態（遷延性意識障害）

　意識を統括する大脳の機能は失われているものの、呼吸に必要な脳幹部分は生きている状態を指す。
呼吸をし、心臓も動いているものの、意識はない状態だ。この状態が3カ月以上続けば「植物人間」と
呼ばれ、栄養さえ供給すれば相当期間生き延びることができる。一方、「脳死」とは大脳も脳幹も死んだ
状態を指し、この状態が1−2週間続けば心臓も止まり、死に至る。

（終）

（本音）医療費もたったいない。

(本音)早く相続

（本音）　早く死んで欲しいニダ。保険金寄越すニダ。

(本音）やっとお荷物が消える

無駄に医薬品消耗するなよ

>>3-5
おまえらｗ

自分の子供や親がこういう状況になったら、どうするかな・・・

呼吸器を外したら生き返るﾆﾀﾞ

ソン・ゲンシ

呼吸器外して死ぬってことは要は窒息死だろ
日本文化のありとあらゆる起源を主張してるわりには介錯の概念が微塵もないあたり
>>3-5が真理じゃねーの

気持ちは分かる…

長生きも良し悪しだね。　健康じゃないと意味ないし。

寝たきりで周りに迷惑かけてる状態の長生きって意味ないしな

日本にタカるなよ？
北も南も尊厳死を選べ。

延命治療に意味がないのは事実だが
露骨すぎるだろｗ

(本音)うまくいけば訴訟で大もうけﾆﾀﾞ

医療の発達によって老人が死ななくなって、また別の問題が起きてきたのかな。
ねたきりとか、認知症とか。家族が介護に振り回される。

なんかよく分からんな。

> 「回復する可能性がない瀕死（ひんし）の状態」と見なす3項目の条件を示した。それは
> ▲患者の意識が回復する可能性がなく
> ▲生命を維持するために必要な機能が失われ、回復する見込みがなく
> ▲患者の容体から考えて、死亡するのが時間の問題であることが明確−というものだ。
> この3項目の条件を満たせば、人工呼吸器の装着などの延命治療を中止できるという。

こんな状態ならそもそも延命治療を施していても遅かれ早かれ亡くなるんだから、
尊厳死もなにも無いと思うのだが。

俺の認識では、尊厳死というものは、記事の最初の事例のように、延命治療を施していれば
少なくとも現在の状態を維持できるような患者にこそ適用すべきかどうかを議論するものだと
思っていたのだが、違うのか？

そりゃそうだ麻薬で朦朧状態で
無理やり生かしてるような状態は
とても生きてるとはいえない('A`)

>>16
尊厳などドコにも無い南北朝鮮なので尊厳死でなく犬死が適当かと、
それに朝鮮民族の死骸はポシンタンにして中国人が喰うワケだしｗ

ところで、判例が生死の基準になり、死なしたりとかできるのか？

法律がどうであれ、取り出す医者にはなりたくないし、よそに行って欲しい。
医療現場はそんなどころじゃなく疲弊しています。これ以上無理。

<丶｀∀´>早く保険金よこすﾆﾀﾞ！