【毎日新聞】EPA交渉 中韓は進んでいるのに、出遅れている日本[06/21]
第一に産業構造が違う、
中韓の外需依存比率と日本の外需依存比率の違い、企業や貿易構造の違いを
全く考慮せず、批判するのは大きな間違いである。
日本のEPA・FTA締結先とは、互恵関係が得られる構造になっており
日本が主導権を持って、その締結を進めている。
例えば、日本で生産できない食品や資源とのバーター が主力であり
ここには互恵関係が見られる。
しかし、先進国通しの場合、競合部分が多く、国内産業のデメリット部分が大きい
特に、食糧自給率の低下に悩む日本にとって、穀物などは食の安全保障上の
問題となる。
また、韓国と米国のFTAに関しても、その内容を巡り施行は不透明
韓国とEUのFTAも、基本的な暫定合意がなされただけで、具体案はない。
現在、中国はバイチャイナ、アメリカはバイアメリカン、欧州は域内優先の
保護主義政策を採っているが、日本の製品の多くは対象外(代替品がない、
または、日本メーカーによる現地組み立て)
完成品の輸出が主である韓国や中国と比較することは馬鹿の骨頂