【Hebei Spirit号事件】インドの船員の韓国が540日ぶりに開放される[06/11]

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605借りてきた猫車@スティルルームメイド ◆NuKoZMtnXM
もういっちょ。新しい記事が出るたびに新しい証言が出てきちゃって、なかなか休ませてくれませんね

http://timesofindia.indiatimes.com/Mumbai/Detained-sailors-return-home/articleshow/4653713.cms
Detained sailors return home
拘留されていた船乗り達の帰国

2009年6月14日、2時21分(インド標準時) Mansi Choksi記者 TNN

ムンバイ:撮りたがりのカメラマン達がAndheriのホテルでそのレンズを窓へと向けたとき、屋外で待機していた海事組合の
メンバー達は、楽団の演奏にあわせ薔薇のシャワーを彼らの乗る車に浴びせかけた。赤い絨毯が敷かれていたわけでは
ないが、韓国に18ヶ月もの間拘留されていた二人のインド人船員は、祖国で歓迎を受けている。

 Hebei Spiritの乗組員、Jasprit Chawla船長とSyam Chetan一等航海士は、大規模な石油流出の罪を問われ昨年12月に
有罪判決を宣告された。韓国の沖合いで彼らのタンカーに船が衝突された後、彼らは10,800トンの石油漏出の罪により懲役
刑を宣告される事となった。しかし、インドの海事組合は彼らのタンカーは事故発生当時、投錨地にあったと主張し続けてい
る。「タグボートに牽引されたサムスン重工所有のクレーンバージに衝突された際、船は問題なく錨泊していた」と、NUSIの
Abdulgani Y Serang総書記兼出納担当は主張している。

 ムンバイ到着後、Chawla氏は意気揚々としているように見えた。彼にとって韓国での経験は「人生最悪の時」であり、二度
と家族に会えないのではないかと度々恐れる事があったという。サムスンが韓国内で多大な影響力を行使しており、そのた
め彼らの無実を証明する事が難しくなったとChawla氏は主張している。「刑務所の中でも、サムスンとの戦いに勝つ見込みは
無いと他の受刑者達は私に話してくれました」と、彼は語る。

 韓国の当局者によって行われた初回尋問の事を思い出すだけで、未だに体が震える事があるとChawla氏は語る。彼は小
さな部屋に監禁されもした。「排泄も口をゆすぐのも食器を洗うのも、全て同じ穴で行わなければなりませんでした」と彼は語
り、換気は二つの小さな穴を通じて行われており、そのうちの一つは食事を渡される時にだけ、開ける事を許されたとも付け
加えている。「夜は凍えるほど寒く、未だに体が震える事があります」とも彼は語った。

 Chawla氏の妻であるGurpreetさんは18ヶ月間の苦難の間中、韓国とインドの間を往復し続けていた。「彼がいないせいで、
子供達は本当に寂しがっていました。彼らはDehradunを『僕達の家』と呼び、韓国を『パパの家』と言うようにまでなってしまっ
たのです。彼らは希望を失い始めていました」と、Gurpreetさんは語る。

 Kandivli出身のSyam氏は、家族と会えた事で我を忘れるほど喜んでいる。ビザ手続きのためにインドと韓国を往復し続け
ていた彼の妻であるPreethaさんは、「物凄く嬉しいです。彼と一緒にいられる事が、こんなに嬉しいなんて」と、微笑みなが
ら喜びを語った。

 判決によって彼らの出国禁止命令は解除されたが、海洋汚染防止法違反については未だに有効であると、人員管理部代
表のRajesh Tandon船長は語る。「彼らは事故時の対策実施要綱に従い、取らねばならない措置の全てを行っている」とも、
Tandon氏は主張している。

 Chawla氏は休暇を取って家族と共に過ごすつもりであるが、Syam氏は出来るだけ早く海に戻りたいと語っている。
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 船長さんの韓国での話しのあたり、読まなきゃよかったと思うくらいムカついた…