ドルに代わる「スーパー通貨」登場するか 【中央日報日本語版】
ブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国(BRICs)の首脳が世界的な経済危機に対処するための協力策を
話し合うため初めて一堂に会する。
中国国営新華社通信は10日、「胡錦涛中国国家主席ら4カ国首脳が16日にロシアのエカテリンブルクで
初の首脳会談を開く」と報道した。この会談では胡主席のほかブラジルのルラ大統領、ロシアのメドベージェフ大統領、
インドのシン首相が出席する。
新華社は、「首脳らは5時間にわたり単独会談と全体会議、共同記者会見、夕食会などをともにする予定だ」と伝えた。
世界の人口の42%を占めるBRICsの国内総生産(GDP)規模は世界のGDPの15%に達する。世界経済に対する
BRICsの影響力が大きいという点から今回の首脳会談は相当な注目を浴びている。
中国外交部の何亜非次官は9日、「各国首脳らは会談で国際金融システム改革、主要20カ国(G20)会議の強化、
食料・エネルギー安保、気候変動などを議題に意見を交わすだろう」と述べたと新華社は伝えている。特に関心の焦点は
ドル中心の基軸通貨に代わる「スーパー通貨」の問題が取り上げられるかどうかだ。これに先立ちメドベージェフ大統領は
「今回の会談で世界の基軸通貨であるドルに代わる通貨について話し合うだろう」と話している。
中央日報 Joins.com 2009.06.11 09:59:13
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=116511&servcode=300§code=300