【韓国】捏造・改変なんでもあり! やっぱり変わらない韓国メディアの「反日無罪」[06/02]

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キム・ヨナ発言、日の丸映像、日本製アニメ……どんどん変えちゃう
捏造・改変なんでもあり! やっぱり変わらない韓国メディアの「反日無罪」=西村幸祐

文=西村幸祐(ジャーナリスト)

WBCでの異常な敵対意識にフィギュアスケートのキム・ヨナ発言。政治外交では落ち着いた
はずの日韓関係だが、スポーツ報道を始めとする韓国メディアの扱いは、相変わらずの反日一色。
そこには、日本批判のためなら捏造・改変なんでもありというメディア側の特殊な報道規範と、
それを享受する大衆側のこれまた特殊なメディアリテラシーが存在しているように思えてならない。
韓国メディアの「反日無罪」という構造を解き明かす。

「キム選手が試合直前にジャンプを練習しようとすると、進路に他の選手が入り込んだ。いつも
日本人選手だった」

去る3月14日、韓国のテレビ局SBSが、フィギュアスケートのキム・ヨナのインタビュー放送
のなかで、ナレーションでこの日本人選手妨害問題を報道。韓国国内で日本バッシングが巻き起こった
ことは記憶に新しいだろう。ところが、この報道はSBSによる捏造であったのである。

事の真相を明かしたのは取材を担当したSBSのレポーター、リー・スンフー氏。彼は「『日本人に』
というのはSBS側が付け加えたものです」とあっさり捏造を認めた。このインタビューで
キム・ヨナが話したのは「四大陸選手権の練習でジャンプをするとき、ほかの選手が気になった。
危ないのでみんな気をつけなければいけない」という、ただそれだけ。冒頭のナレーションにある
「いつも日本人選手だった」など、何の形跡もない。これを受けて韓国フィギュアスケート連盟が
3月23日に「(日本人選手に妨害されたとする)報道が事実ではない」とする調査結果を報告した。
捏造確定。

それだけではない。前出のリー氏は、「韓国ファンの反日感情を煽り、対決ムードを盛り上げようと
しただけだ」と、堂々と意図的だったことを認め、しかも一切謝罪はしなかったのだ。

しかし、注目すべきはむしろ、この捏造に対して、国内からの批判がまったく起こっていない
ということだ。もし、日本やほかの先進国の報道機関がこのような捏造報道を行なったならば、
死活問題になりかねないだろうが、韓国国内では無罪放免。それどころかネットの反応だけ見ると、
いまだに日本人選手が悪者扱いされている有り様だ。

もちろん、韓国メディアの事情を知っている人ならば、この程度のことは、驚くことではあるまい。
韓国メディアでは、どんな偏向報道や捏造報道も、それが反日のためなら許されてしまう、まさに
「反日無罪」の風潮が、確固として存在しているのだ。

韓国ではネットの過激な言論に引きずられるように、テレビや新聞で攻撃的な話題が増加する傾向に
ある。そのもっとも先鋭的なものが反日で、あるケーブルテレビ局などは自局のネット掲示板に
「日本叩き」というキーワードを書き込んだらCD合計100枚をプレゼントするという、悪乗り
としか思えないイベントを行なったほどだ。

(SAPIO 2009年5月27日・6月3日号掲載 2009年6月8日(月)配信)

写真はイチロー暗殺Tシャツ(http://www.zakzak.co.jp/spo/200903/s2009031402_all.htmlより転載
http://www.zakzak.co.jp/spo/200903/image/s2009031402kanko,ku_b.jpg

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20090608-01/1.htm
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20090608-01/2.htm
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20090608-01/3.htm
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20090608-01/4.htm
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20090608-01/5.htm
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20090608-01/6.htm
(続く)